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『マインドハンター』
導入部は古典的です。
試験のため孤島に集められた7人のFBI訓練生が、
何者かによって次々に殺されていく恐怖を描いたサイコスリラー。
私はあまり俳優に詳しくありませんが、
ほとんど無名の人ばかりのキャストの中で、ふたりだけ有名な人がいて、
そのうちひとりはあっさりと殺されます。
あまりにあっさりだったので、もしかしてあとで生き返るんじゃないかと思うほど。
でも、どう考えても生き返りそうにない死に方なのですね。
のっけからかなりエグイものを見せられました。R-15指定だとか。
もうひとりの有名な人も、ショボい扱いです。
まあ、この映画の挑戦といえば、そんなところでしょうか。
特筆すべき項目も思い当たらないほど、ありふれたミステリーでした。
私は犯人を予想しながら楽しむタイプではないので、
そのへんは普通に「おお、そうだったのか」と納得しましたけど。
評価:★★☆☆☆
『運命じゃない人』
これが監督のデビュー作。キャストもほぼ無名。狭い世界。
それでも、これだけ優れた作品を作ることが出来るのだ、
それが映画という世界なのだと、思いました。
作りとしては、3話のオムニバスドラマなのですが、
登場人物がいろいろな場所でからみあい、最後に大団円を迎えます。
時間や空間が行ったり来たり、
「あ、さっきのあの場面はこうなっていたのか」と、楽しみながら観ました。
冴えないおひとよしのサラリーマンである主人公を演じた中村靖日、
今ケンタッキーフライドチキンのCMに出ていますが、
そこでも「すみません」と言っていました。
低予算を逆手に取ったヤクザのひと幕も笑えます。
ほのぼのする終わり方も良かったですね。
評価:★★★★★