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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『三国志』。

・・・・・・。

 

ええ、ミーハーとでもなんとでも呼びな!

 

吉川英治本です。

しっかし、おもしろいですね。戦時中に書かれた作品とは思えません。

吉川作品は『宮本武蔵(一巻で途絶)』以来なのですが、本当にすばらしい文体です。

『三国志』は中国史なので漢字が多いはずなのに、それを感じさせません。

ちょっと、池波正太郎作品に通ずるものがあるような気がします。

そう感じるのは、新歌舞伎座で公演中の『その男』原作を読んだばかりだからでしょうか?

 

『剣客商売』解説者が語っておりましたが、

池波作品は、非常に「字面」がやさしいです。

漢字とひらがなのバランスが上手いというか、ぱっとページを開いた印象がとても柔らかいのです。

これは司馬遼太郎作品にはない心地よさ。

もちろん、司馬作品の人肌程度な硬さも好きですよ。

 

一巻を買ってきたら、私より先にツレが読んでしまいました。

私もあとを追って、今ようやく三巻突入。『レッドクリフⅡ』を観に行く前に赤壁の戦いまでは辿りつきたいと思います。

 

それにしても、登場人物が多い・・・。

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