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大好きなこうの史代作品の新作です。
今年は古事記編纂1300年。
奈良でも、すこーし盛り上がっています。
以前読んでからずいぶん時間がたってしまいましたが、やはり世界のはじまりの物語のインパクトは違います。
それでも、やはり文字で追うだけでは、イメージがつきにくい。
マンガを読みふけって育った人間ですから、絵で楽しみたいところでもあるのです。
で、この作品。ネットで連載されていた頃から、毎日楽しみに読んでいました。
それでも、パソコンの小さな画面では仔細までわかりにくい。
液晶画面でなく紙媒体で育った人間ですから、本で楽しみたいところでもあるのです。
ようやく待ち望んだ書籍化でした。
HPでは見過ごしていた細かい描写まで、しっかり堪能できました。
こうのさんなりの大胆な解釈で、いろんな神様をデフォルメしています。天照大神のつるピカおでこには笑ってしまいます。それでもしゃべっているのはちゃんと原語で、ちゃんと『古事記』になっている、不思議な読後感です。
『ぼおるぺん古事記』をかたわらに、もう一度古事記を読んでみようと思いました。