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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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原作モノの映画やドラマで、原作を超えられたものはなかなかありません。オリジナル部分が入ると興ざめするし、忠実ならそれはそれでつまらない。

何より重要なのは、イメージを裏切らないキャスト。

この作品においては、裏切りまくってますね。準主役の道明寺が。原作では180cmを超える大男なのに、小柄で華奢な松本潤、ってどういうことよ。

でも私はそこまで原作に思い入れがなかったので、気にせず観たのですが、これがまあ面白い。ていうか、カッコイイ。原作においては道明寺より花沢類のほうが外見がいいように思うのですが、ドラマでは断然道明寺でしたね。いやもちろん小栗旬も男前だけど。漫画では目立たなかった西門や美作も、ちゃんとポジションを大事にされています。何より、原作では意地をはりすぎていたつくしちゃんにいやみがなく、好感が持てました。恋愛と泣きと笑いと、非常にバランスが取れているドラマでした。キャスティングはもちろんですが、脚本と演出も良かったのでしょうね。

というわけで、大ヒット、映画製作もむべなるかな。

ドラマの最終回で婚約? した道明寺とつくしですから、もう邪魔者だライバルだのすったもんだはありません。ふたりの愛をより強固にする、ラスベガスから香港、南の島へのややサバイバル的な婚前旅行。ま、内容は長いうえにこちらが「ありえないっつーの!」を叫びたくなるくらいひたすらに陳腐でしたが;オマケ、として楽しめたので良いのではないでしょうか。派手なアクションシーンやシーツで股間を隠したりカードでひげを剃ったりという演出の細かさはなかなかおもしろかったです。ラストの結婚式の写真が原作者のイラストに変わるところで、あーそういえば原作は漫画なんだっけと思い出しました。

いちばんビックリしたのは、弟くんの成長ぶりでしたね。純粋でかわいいキャラのままなのに、普通にいい男になっとるやん。

評価:★★★☆☆

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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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