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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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舞台は第三次世界大戦の勃発した後のアメリカ。

政府の管理が厳格化していく中、ネオ・マルキシストという反政府団体が運動している。

主人公は大統領候補の娘婿であるボクサーという映画俳優(ボクサーは名前であって職業ではない)。

戦争のため世界はエネルギー危機に陥っているがある科学者の発見により救われようとしている。

記憶喪失になったボクサーの書いた脚本がどうやらカギらしい。

150分もある映画ですが、整理できるのはこれだけですね。

まったくついていけませんでした。

登場人物がやたらと多く、説明されぬまま死んでいく。

突然話が飛ぶ。

突然ミュージカルが始まる。

突然意味ありげな黙示録の朗読が挟まれる。

ある意味、これを作品として世に披露した監督はスゴイ。

監督はこれを「コメディ」と言っているそうですが、

どこを笑ってよいのやら、私の頭では理解できませんでした。

眠気と戦いながらの150分でした。

評価:★☆☆☆☆

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