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昨日、今井雅之さん率いるエル・カンパニーの公演が神戸にてありました。
廃部寸前の産業隆興大学の応援団に伝説のOBが復帰して、さまざまな事件が巻き起こる・・・というお話で、
去年、フジテレビでドラマとして放映した作品を舞台化したものです。
主役はもちろん今井さん。あいかわらず、全力投球の熱血芝居。
準主役が、なんと東MAX。芸人だけあって、間は絶妙でしたが、
かなり声が枯れていて、ちょっと心配になりました。
『THE WINDS OF GOD』のようにシリアス色がまったくない、純然たるコメディー。
2時間を超える間、ずっと笑いっぱなしでした。
アドリブが多いのです。
数年前の『MAKOTO』公演でもあった、自己紹介シーン。
今井さんがまず日替わりお題として「好きな言葉」をひとつあげ、
他のキャストがそれをもじってアドリブでネタを披露する、というものです。
昨日は、「♪六甲おろしに~」でした。
今井さん、歌詞を知らないのか、そのあとが続かず、お客さんに教えてもらっていました・・・。
ちなみに、ネタ自体は全員ボロボロでした。
それから、団員たちの合コンシーンでの一発ギャグ。
『ごくせん』の生徒役でおなじみの脇知弘さんが、「トド」や「アザラシ」「クマ」に化けて、
観客の笑いを誘いました。
そこへ突然、自転車に乗った今井さんが「キ~ンタ~」と叫びながら舞台を通過!
あの、『WINDS』の赤いシャツを着て。
このアドリブはキャストには知らされていなかったのか、
東MAXが「やるならやるって言っといてよ!」と怒っていました。
『WINDS』の漫才場面もそうでしたが、突然舞台と客席の境目がなくなる時があります。
この日も、応援団が将棋部の応援をするという場面において、
突然「ご一緒に!」。観客まで「先手、先手、王手!」と協力(強要?)させられることに。
今日が誕生日の観客に、舞台からエールを贈るという一場面もありました。
オープニングとエンディングにはなぜかDJ OZMAの『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』が流れ、
白いハンカチを振るよう促されました(持ってなかったけど・・・)。
物語そのものよりも、会場が一体となったその雰囲気のほうが印象的で、
本当に楽しいステージでした。
しかも、千秋楽だったからか、
帰りには、役者たちにたくさん届けられていたきれいな花束が小分けにされていて、
「ご自由にお持ち帰りください」になっていました。
残念ながら寄るところがあったので、持ち帰れませんでしたが・・・。
熱いパワーをもらいました。あたーっす! 押忍!