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にわか雨が通りすぎたので、思い立って散歩に出かけました。
春日大社と藤は深~い関係にありますが、
その有名な「砂ずりの藤」は、もう見ごろを終えたようです。
残念。
が、万葉植物園の藤は、早咲き、中咲き、遅咲きと見ごろが分かれていますので、
境内の藤が終わっても、まだまだ楽しめます。
藤は好きです。
色も好き、かたちも好き、咲きかたも好き。
しだれて咲き誇る姿は愛らしくて、あでやかで、気品があって、なんともいえない。
そう、美しい女性のような。
『源氏物語』でも、初恋のひとは藤壺。生きうつしの若紫。朧月夜と出逢うのは藤の宴。最初の結末は藤裏葉。
古来より美の象徴とされてきた花。
八重桜ならぬ、八重藤。かわいらしいのに、「龍」などといさましい名前が。
白い藤もあるのですね。かきつばたとの共演。
いろんな季節の植物が植えられています。その脇には万葉の歌。花の名前を想いにひっかけて詠う、そのセンスと心が好きです。
レンゲやシロツメクサも咲いていました。
植物を愛でながらひろ~い庭園内を歩いていると、心がおだやかになります。500円かかりますけど。
歩き疲れて、《西寺林スイーツ》でひと休み。
いちじくのパウンドケーキでした。