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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『ATARU』

観る前は、シリアスな謎解きものかと思っていたのですが、どうやら違うようです。

ノリが『SPEC』に似ています。小ネタがちりばめられていたり、突然ギャグが差し挟まれたり、キャラクターの言動行動が超現実的だったり。

こういうおふざけがあまり好きではないので脱落しようかと思ったのですが、チョコザイに不思議な魅力があるのでつい2話も観てしまいました。

何歳の設定なのかはわかりませんが主役を演じる俳優はアラフォーなわけで、リアルに考えると受け止めきれない気がするのですが、そこはやっぱり中居くんです。かわいらしいです。『白い影』で骨抜きにされて以来、俳優・中居正広のファンでありますが、普通の男性を演じるより突き抜けた個性のあるキャラクターの方が、外見や演技力などの魅力が生かされていると思います。

どこまで耐えられるかはわかりませんが、とりあえず録画は消さずに置いておきます。

 

『パパドル!』

元ネタとなった『ママはアイドル!』は観ていませんでした。

「頭を使わずに観られるドラマ」としては最高級。関ジャニ∞も毎週出てくるようだし、といってもジャニーズにはあまり興味がないので、内輪ウケネタが多いと挫折するところでしたが、そうでもなさそうです。

アイドルの演技力の乏しさを自嘲するような脚本でしたが、実際このドラマも子役のほうが主役&ヒロインより芸達者のようです。長男役の子は『とんび』で堤真一と共演していましたが、成長後の役者よりも印象的でした。

リーダーが引退組で出てきたところは、笑えるやら悲しいやら。

そういえば、ツレは「『リーダー』といえば誰?」という質問に真っ先に「城島茂」と答えておりました。隠れファンらしいです。(私は渡辺正行だったのだが・・・)

 

『もう一度、君にプロポーズ』

なんだか、懐かしい感じです。ちょっと前に流行っていたような、オーソドックスな恋愛ドラマ。恋があって、障害があって、純粋だけれどすぐとなりにあるような。

子どものいない竹野内豊(38)&和久井映見(36)夫婦が主人公というところも、親近感の持てた理由かも。

記憶を失った和久井映見のとまどう素振りがとても自然で、惹き込まれます。

もし、相手が自分と過ごした時間を忘れてしまったら・・・。

波留を自分にあてはめてみると、切ないな~。もう一度プロポーズするまで相手を責めず静かに待ち続ける忍耐力が自分にあるかどうか、わかりません; まあ、そのあたりの確執もドラマの展開で出てくるのでしょうが。

もし自分が可南子だったら・・・。

ええ、そらもう竹野内豊なら記憶があろうがなかろうが全然おっけーですわ。

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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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