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『テンペスト』
いやー、おもしろかったです。
最近、深く考えさせられたり、惰性で最後まで観たり、純粋にドキドキワクワク感だけで鑑賞できるドラマを選ばない傾向にあるのですが、これは全10回にもかかわらず大きなスケールと、適度にスピーディな展開で、ひさしぶりに「おもしろい!」と待ち遠しく思える作品でした。
フィクションと歴史の融合、そうそうこれですよこれ。大河でやると批判をくらいそうだけれど、BS「時代劇」だから。
仲間由紀恵や谷原章介もさることながら、高岡早紀がいい味を出していました(ラストはよくワカランけど・・・)。プライドを保ちながらも津波古への想いを抑えきれない表情と、霊力を失いジュリとして生きざるをえない凡庸な女に成り下がってしまった時の可愛らしさのギャップが魅力的でした。
なにげに上原多香子とか、沖縄つながりのキャスティングが多かったですが、オバァが出てくるとがらりと雰囲気が変わってしまうのは、さすがだなと思います。
若いふたりがベネチアを受賞したのには驚きました。染谷将太くんは『坂の上の雲』や『10年先も君に恋して』にも出ていましたから、NHKに気にいられていたのかなあ。
時代考証をされていた方のブログも、知らないことばかりで興味深く読みました。歴史好き、とはいいつつも、琉球史には目もくれなかったからなあ。『琉球の風』も観なかったし。
沖縄、行ってみたいなー。白い砂と碧い海ばかりでなく、その歴史のあとにも触れてみたい。
原作も読んでみよ。