MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『てっぱん』
放送開始~おのみっちゃん開店くらいまでは予定調和のストーリー展開で、まあ15分ドラマだから仕方ないかと本筋よりそれぞれのキャラクターを楽しみに観ていたのですが、
のぞみ登場~父親との出逢いあたりは、驚くほどクオリティが高かったです。
のぞみの妊娠が発覚した後、部屋の扉ごしにのぞみの嗚咽を聞き、あかりが涙する場面、
逆光の中流れるビートルズ『Good Night』のカバー曲。まるで映画のようでした。
おのみっちゃんで、実の娘と知りながらも「おかみさん」と呼び、娘の作ったお好み焼きをおいしそうに食する父。あくまで店の主人として客と相対する娘。あえて名乗り合うこともなくふたりを別れさせる演出が心にくかったです。
それだけに終盤のペースダウンが残念でした。のぞみの結婚話に日数を裂きすぎて、肝心のあかり&駅伝恋物語の盛り上がりに欠けてしまったような気がします。ふたりがハグする場面なんて、年甲斐もなくきゅんきゅんしてしまいましたわ。もっと観たかったよ。
それでも、なんだかんだでラストは爽快。
初音役の富司純子はさすが大ベテランの存在感でしたが、それにまったく負けていないあかり=瀧本美織の熱演でした。ちょっと間違えれば鼻につく元気印のヒロインですが、泣き方も笑い方も身も心もあかりになりきっていたように見えました。
総集編では未公開シーンも登場するようなので期待しています。とくに、最終回では(踊り)でしか登場せず社長にいじめられていた駅伝くん。あかりとの遠距離恋愛は、ちゃんと進行しているのでしょうか。