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今夏の連ドラには心惹かれるものがありませんでした。
なんとなく夜が手持ち無沙汰。
勉強すればいいんですけど・・・。
仕方ないので、観ないと言いつつ観てしまった『必殺仕事人2007』の感想でも書きます。
おなじみ中村主水が見廻り同心から書庫番へ異動になるところから、話は始まります。
「役所勤めが終わったら家を出ていってくれ」と言われている、冴えないムコ殿。
まるで現代の熟年離婚のようですね。
その主水の後輩が渡辺小五郎。
家では妻と義母に傅かれ、毎日豪華なものを食べさせられています。
中村家とは対称的ですが、それはそれで苦痛な模様。
そんなニュータイプムコ殿も、裏の家業は仕事人。
のらりくらり、どこかつかみどころのない男ですが、
二枚目のヒガシにはちょっと合ってないかなという気がしました。
月代も似合うし、殺陣も決まっているんですがね。
仕事人には町人もいますから、武器は刀とは限りません。
今回の新しい必殺技は、なんと毒を仕込んだ筆。
一歩間違えば自滅覚悟の強引きわまりない技をあみだしたのが、
元伊賀者の経師屋・涼次。
松岡昌弘はやや濃い演技ですが、まあ佐々木小次郎の時よりは成長したと思いますよ。
その涼次の命を狙って伊賀を出てきた玉櫛とは、いい雰囲気ですが、
白拍子やくノ一の水川あさみは凛々しいですね。
『風林火山』でも元気なお嬢さんですが、こういう役はぴったりです。
なんともコメントしがたいのが、からくり人形使いの源太。
さわやか一途ですけど、よくも悪くもジャニーズ系なんですねー。
ところであの技、いつの間に会得したん?
不幸な女性・お役人&大店の陰謀・下手な子役がいかにも時代劇っぽいです。
玉櫛の台詞など、あちこちに続編への意識がちらほらしていましたが、どうなるんでしょう。
視聴率は良かったけれど、オールドファンの受けはあまり芳しくないようですが。
私としては最後はやっぱり中村主水に締めてほしかったな。