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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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秋晴れの休日、はじめて奈良・橿原にある《まほろばキッチン》に行ってみました。

耳成高校の跡地に2013年にオープンしました。野菜からお米、地酒まで、奈良産のものをそろえた直売所に、バイキングレストランやフレンチレストランを併設している、全国でも最大級の規模の産直市場だそうです。
しかし、訪問がすでに午後も夕方に近づいた時間だっただけに、野菜はほとんど売り切れておりました…。
しかし売っているのは野菜だけではありません。加工品やスイーツ、お肉やお魚まで、まるでスーパーのような品ぞろえです。グルグル回るだけで楽しくなります。

昨日近所のスーパーで買いだめしたばかりというのが口惜しい…。

数少ない野菜の中でめずらしげなものを。ごま油でいためると美味しい♪大根の葉。
 

ゆず味噌!


といえば、こんにゃく!


やっと見つけた…月ヶ瀬のものではないけれど、練り梅。


で、デザートにプリン。


おはぎも買ったけれど、もうお腹の中。

毎日、こんなところで買い物できたら楽しいだろうなあ~。晩ごはんを作るのも楽しくなるだろうなあ~(本当に?)。

次はもう少し早い時間に来て、お野菜を吟味したいと思います。

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ラグビー日本代表が、強豪南アフリカを破る大金星。

早朝目が覚めて、時計がわりにのぞいたスマホのトップ画面に表示されていたニュース速報の文字に、眠気も一気に吹き飛びました。
18日に開幕したラグビーW杯。20日未明に日本が初戦を戦うことはもちろん知っていましたが、試合開始があと二時間早ければ、生観戦したんだけれどなあ…と惜しみながら床に入ったのです。

世界はこの勝利を「奇跡」と評しました。
しかしそれは、日本代表のなかでは「必然」だったのです。
勝つことを大前提として、世界一の練習量を積んできたのですから。

このW杯を前に、日本は劇的に強くなりました。エディー・ジョーンズHCが組み立てた「JAPANWAY」なる方法論で、フィジカルの劣る日本が世界に勝てるチームをめざし、この3年半を過ごしてきました。
目標は「ベスト8」と言いきり、世界ランク3位の南アフリカにも「勝つ」と宣言したHC。選手たちもまた、「新しい歴史を作る」と意気込んでいました。
しかしラグビーほど、チーム力の差が出る競技もありません。イギリスの大手ブックメーカーのオッズは日本の34倍に対して、南アフリカはたったの1倍。すなわち、世界のほとんどが南アフリカの勝利を信じて疑わなかったのです。

私もそのひとりでした。

結果を知りながら視聴した再放送。

低いタックル、精度の高いゴールキック、速いパス回しと運動量、スクラムでも押し勝つ力強さ。
四年前、なにげなく目にしたW杯フランス戦の日本代表とはまるで異なるチームが、そこにありました。

イングランドの観衆はたちまちその桜に魅せられました。響き渡る「Japan」の大合唱。
四年前の大差をつけられたあとの日本へのコールは、弱きものを見守る温もりでした。
しかし今ここに響く、日本の勝利を信じて沸き起こる盛大な拍手と歓声は、新たな勢力の出現を目のあたりにした歓喜、そして惜しみない称賛の熱気です。

着々と反則を奪い、キックを決め、ゴールラインを守り続ける日本に対し、優勝候補スプリングボクスはまるで見せつけるかのように鮮やかな速攻を決めます。しかし何度突き放されても食い下がる日本。終盤に入っても息切れしない。稲穂のごとくよみがえり、走り続ける。
先に焦れたのは、リードしている側だったように見えました。
試合終了も迫った73分。ペナルティを獲得した南アフリカは、ゴール手前であったにも関わらず、モール攻撃でなくキックを選びました。決めても3点のペナルティゴールに対し、トライなら5点入れられるにもかかわらず、南アフリカが選択したのは、守りの姿勢でした。そしてそれは、日本が精神的優位に立った瞬間でもあったのです。

ラスト1分。相手の反則で得た最後のチャンス。
日本が選んだのは、決めても同点のキックではなく、スクラムでゴールラインを突破することでした。
勇敢な決断。スタジアムを揺らす大歓声。客席で涙を流す日本のファンの姿。言語も目の色も髪の色も異なる人びとが放つ、鳴りやまぬ「Japan!!」のコール。
日本は、攻めて、攻めて、攻めぬきました。

「これがサムライ魂です!」と声を裏返す解説者。「行けーっ!」と絶叫する実況アナ。日本中のだれもが、その言葉を重ねたに違いありません。

結果を知っているはずなのに、手を握り身をのりだし歯を食い縛り、その瞬間を目に焼きつけました。涙の向こうに見えるこの景色は、本当に現実のものなのかと信じがたくて、何度も目をこすってしまいました。

1995年。南アフリカが自国開催のW杯で劇的な初優勝を遂げた大会で、「ブルームフォンテーンの悪夢」と呼ばれる歴史的大敗を喫した日本。
それから20年。くしくも南アフリカを相手に、「ブライトンの奇跡」を起こした31の桜の花。

奇跡ではない、必然だ。

力強く言い放った選手の言葉に、自分の今まで見て感じてきたものがいかに矮小な価値観に縛られていたかを知りました。
それでもこの勝利を見届けることができたこと。歴史の扉が開かれる瞬間に触れたこと。全身を震わせる大きな感動を得たこと。それは私の中で、大きな「奇跡」のひとつとなったのです。

スコットランド戦はわずか3日後。
きっと、世界は日本の勝利を「奇跡」ではなく「必然」と呼ぶようになる。
そんな戦いを見せてくれることを信じています。



9/13~14 vsF ○●
有原粉砕! しかも同期ルーキーの山福が3勝目GET! ディクソンに続くハムキラー登場です。打線もいい具合につながりを見せました。ナゼコレヲサイショカラ…。翌日は近藤をはじめ投手陣が玉砕。最後は増井から意地を見せたものの、すでに時遅しでした。1点差負けがまた増えた…。松葉・山田と左腕がいまいちひと皮むけませんね。点差があったとはいえ、小松がいい投球を見せたと思います。これでQVCに続き、札幌ドームでの試合も最後となりました。早いものです。

9/15~16 vsH ○●
M2で大阪へ乗り込んできたソフトバンク。胴上げ阻止でふたつとも勝つ、という福良監督代行の力強い言葉のもと、オリックスナインが奮起した一戦目。ディクソンはアップアップでしたが、相手の拙攻に助けられました。この勢いで連勝といきたいところでしたが、バンデンハーク相手に手も足も出ませんでした。唯一のチャンスであった5回、縞田と山崎に代打を出していれば…と一瞬考え、いやどの代打なら打てるというのだ、と我に返りました。そして9回、投手が交代した! 打てるかも! とわずかでも期待した自分が愚かだった。バンデン→サファテのリレーなぞ、結局サファテが9イニング投げたようなもんですがな。東明はソフトバンク打線相手に完投して2失点。松田の被弾はもったいなかったですが、この最”恐”打線相手にしっかり粘れたのですからたいしたもの。今年いちばん成長した選手です。
投手戦だったので試合終了後、ソフトバンクの選手もファンも残って日ハム-ロッテ戦の行方を見守りましたが、結局日ハムが勝利したことでマジックは1のまま、胴上げは本拠地へお預け。両試合の先発を見た時点で、「こらアカン!」と口走ってしまったのですが、思いのほか、ロッテの状態がよくなかったようですね…。
そして翌日、ソフトバンクはみずから勝つことで優勝を決めました。素直に賛辞をささげます。ただただ、強かった。お手上げです。しかしそのソフトバンクをロッテの次に負かしているという事実。来年こそは巨大な敵にリベンジです。

(結果)54勝74敗2分
谷が引退を決断しました。あと73本だった2000本安打へ未練はないとのこと。みずから二軍行きを志願していましたから、考えるところはあったのかもしれません。さっぱりとした引き際だったと思います。古巣とはいえオリックス時代の谷選手を目にした機会が少なかったため思い入れはあまりありませんでしたが、巨人時代、故木村選手の追悼試合での満塁ホームランとお立ち台での涙が印象に残っています。会見での晴れ晴れとした笑顔がさわやかでした。
そしてもうひとり、平野恵一も引退する報道がありました。正直、阪神時代はあまり好ましく思っていなかったのですが、あれこれあってオリックスに戻ってきてからは印象が変わりました。とくに昨年は、平野の存在なしには語れないでしょう。安達との二遊間は12球団トップのクオリティでしたが、その代償は大きく、足をひきずりながら出場している今年は見ていて痛々しく、だからこそ西野の活躍を喜んだものです。これで平野も治療に専念できる、と。しかし西野の台頭で、平野は逆に決意を固めたのかもしれません。
「本当はマンツーマンで教えてやりたい気持ちもある。でも、まだ早い。それをやるときは僕が辞めるときになってしまうから。ライバルと思って負けないようにやっていく」
平野には、西野や堤を立派な二塁手に育ててほしい。そう願います。
今年はいろいろな選手がユニフォームを脱ぐことになりました。斎藤隆、小笠原、和田、高橋尚典、朝倉、ひちょり、西口、木佐貫…。同世代から年下まで、活躍を目のあたりにしてきた選手たちのそれぞれの決断に、歳月のうつろいを感じて秋は毎年淋しくなります。


9/8~9 vsL ●○
岸から大量得点が望めないのはあたりまえ。しかし1-0で勝てる力がないのは、果たしてあたりまえなのでしょうか? 継投で逆転負け。今年何度も何度も見せられた敗戦パターンです。「1点じゃなかなか」という監督代行のコメントは、無失点でしのいだディクソン、打たれた平野の気持ちすらもないがしろにしているように感じます。
そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのが東明の完封劇。表情にも投球にも自信があふれていました。試合終了後のはればれとした笑顔とギャップありすぎ。NHKの実況にも朴訥で誠実な人柄を強調されて紹介されていました。これで公約達成ですね。浜ちゃん、淳、ダンス楽しみにしてるよー。

9/10~12 vsM ○●○
ずいぶんひさびさのように感じる連勝。ですが、松葉はやっぱり松葉だった。中継ぎで投げた時は、去年の松葉に戻ったと感じたのに、いったいどこへ行ってしまったのか…。代わりに中継ぎで輝きを取り戻したのが吉田。今までの吉田とは別人のように低めへパスパス投げ込んで勝ち星GET。最後は意識したのかピンチを招きましたが、井口と真っ向勝負で逃げ切りました(不振の井口に代打福浦であればどうなっていたかわかりませんが…)。一気呵成の攻撃は相手がミスで自滅した感がありますが、そこにつけこめないことも多かったので見ていて気持ちの良い逆転勝ちでした。糸井や岡田が好守備を連発したのは、先発がテンポ良い投球をしていたからもあるでしょう。しかし先発が苦しんでいるところを打線が助ける試合もあって良いはず。いくら病み上がりバリントンでも相手が藤岡ですから連勝は堅いと思っていたのですが、うまくいきませんね。好機を潰している間に相手が立ち直るといういつものパターンでした。勝ち越しの場面は、白仁田回またぎ以外の選択肢がなかったのかどうか疑問です。延長を見すえた終盤でつぎ込めない中継ぎを何人も置いておく必要がありますかね。さらに最後、西野を追いつめた場面で伊藤に代打小島という選択肢しか本当になかったのですかね。
そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのが西の粘りのピッチング。満塁で福浦を三振にしとめたストレートには気迫があふれていました。二桁勝利にかける思いも強いようです。金子を欠いた今、オリックスのエースは西勇輝。そういえば解説がピンチでマウンドに高山コーチが行った場面で「西に勇気を与える云々」のつぶやきを実況が華麗にスルーしていたのが印象的でした。しかし安達は極端だなあ。なぜもっと安定感のある打撃をしてくれないのだろう。あと、終盤のファースト守備緩め小島はもう結構です。牧田キラーであることと、快足の走塁には光るものがありますが、守備はつかないほうがいいです。

(結果)52勝72敗2分
どうやらまた5位に浮上したようですが、それよりも気になるのはソフトバンクが火・水の京セラオリックス戦で優勝が決まりそうだということです。また胴上げを見せられるのか…。孫オーナーも嬉々として観戦に来るだろうし、宮内さんお怒りになるだろうな…。まあ、選手たちは今年もしっかり目に焼きつけてこの悔しさを今度こそバネにしてほしいと思います。今のオリにできることといえば、M1の試合には勝って、日ハムの負けで優勝決定させることくらい…なんですが、可能だろうか。
パ・リーグ防御率ランキング2位が西、3位が東明。規定に満たないディクソンも含め、いろいろ惨憺たる今年でも先発防御率はソフトバンクに次ぐ2位なのです。あとは吉田や松葉が復活すれば、12球団一の先発陣となります。きっと金子も来期は開幕からバリバリ活躍してくれるはず。ここ最近のオリックスの代名詞は堅固な投手力。それは先発だけの力ではどうにもなりません。救援防御率は最下位! 来年はきちんと中継ぎを補強しブルペンを整備してくれることを願います。









布団の柄がいかにも昭和…。

いつ誰が撮ったんだろう?


猫たちのぬくもりが懐かしくなる、初秋の風。



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