MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
《Rin' 源氏物語千年紀記念 「京都・宇治灯り絵巻」 at 宇治川舞台舟》
苦節(?)5年、やっとやっとこの日がやってまいりました。
トンネルコンサート、ファンイベントと涙をのんできただけに、「三度目の正直!」は朝から気もそぞろ。
心配していたお天気も回復、いざ宇治へ。
舞台は宇治川の真中に設置された舟の上。こちらも屋形舟で近づきます。
川の上は寒いだろうとストールを持っていきましたがそれでも寒かった。
まだあかるい内からイベント開始。
第一部は、平安時代の衣装を纏った語り部が能管の音にのせて、「浮舟」の章を語るものでした。
お声が柔らかくてとても聴きやすかった・・・のですが、
途中で舟が動き出し、舞台のまわりで大きく旋回!
風に負けて聞こえない節もありました。ちょっと残念。
能管の方はサービス精神旺盛で、渡し舟を待つ間もずっと吹き続けておられました。
能管って、音が渋くてカッコイイです。
それはさておき、Rin'の演奏中もクルクル回られたらどうしようかと不安になりましたが、
我らが「Rin'関係者」舟は、舞台の真ん前に固定! ありがとう船頭さん!(←関係ないだろうけど)
良い具合に陽も暮れて、舞台が光に浮かびあがります。
渡し舟に凛と立つ源氏ノスタルジーの衣装の3人が、いよいよ舞台へ。
この時点で感激のあまりすでに泣きそうだったワタクシ。
『GENJI』の初音が鳴った瞬間に、全身に震えが走りました。
川面も揺らすかのごとく管絃が朗々と響き渡ります。
このライブで聴けると思っていなかった1stアルバム曲『時空』『幸魂』、
Tomocaさんの尺八に酔いしれました。
楽器紹介も兼ねたChieさんの『天華』。あの逞しい十七絃からどうしてこんなやさしい音が出るのでしょう。
舞い散る桜が見えた気がした『花吹雪』。Manaさんの滑らかな左手を凝視してしまいました。
3人のオリジナルアレンジによる『さくら』『ふるさと』には、
なんの気なしに眺めていた聴衆も惹きつけられたのではないでしょうか。
しみじみと虫の音も興を添えます。
一転『雅』の鮮やかなRin'サウンド。続いて琵琶唄と地唄と現代音楽との見事な融合『飛鳥』。
近づく終演を惜しみながら『道心』。白鷺が舞い降りたかのような筝の羽ばたき。
ラストを飾る一曲はやはり『紫のゆかり、ふたたび』。
いったん光を消された舞台でしたが、どこからともなくアンコールの手拍子が!
フリーライブでは異例なのではないでしょうか。
いつの間にか、川べり全体がRin'に魅了されていたのですね。
そしてもう一度舞台に戻り、『GENJI』を披露してくれました。
Tomocaさんの尺八ソロは圧倒! 自然と拍手が湧き起こりました。
横を向いたりうしろを向いたり、心配りはさすがですね。
もっともっとアレもコレも、聴きたい曲はたくさんあり、
ファンにとっては1時間では物足りない思いもありましたが、
これで無料はもったいないクオリティ!
新たなRin'ファンも増えたのではないでしょうか。
舟を降りたあとにはサイン会がありました。
はじめて御三方を間近に拝して、
「はわわわ、美しかったり細かったりラジバンダリー!」(←激しく動揺)
お礼を申し上げたいこともたくさんあったのに、結局100分の1も伝えられませんでした・・・。
末端冷え性の指先でスミマセン。
それにしても、あの可憐な姿のどこにあんなパワーが潜んでいるのでしょう。
ひと晩たっても興奮がおさまりません。
次にRin'が関西に来てくださるのはいつの日か・・・。
どうか、これが最初で最後になりませんように・・・(●>ω<●)
LIVE祭り次回は・・・スピッツ♪(たぶん)