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テレビアニメ(あまり憶えていないのだが)のリメイクかと思ったら、そうではありませんでした。1作目(レビューを書いていなかった・・・)とは少し趣を変えています。
アスカの名字が異なるのと、5号機のエヴァ操縦者が登場という新たな展開。レイの言動や行動も血の通った人間くさくなっているし、ずいぶん雰囲気が違います。時代も変わったし、映像技術も変わったし、製作側も表現したいものが変わってきたということなのかもしれません。『破』とは言いえて妙なタイトルです。こちらの想像していた世界観を破る2作目となっています。
自分はメカモノに弱いし、このロボットアニメが斬新なのかそうでないのか判断はできないのですが、いまだに根強い人気があり、映画を作るとなれば期待値もぐんぐん上昇することがわかりきっているにもかかわらず、あえてそれに挑戦し、そして期待を裏切らない出来に仕上げた製作側の勇気と仕事ぶりには感銘を受けます。
メカモノに弱くてもじゅうぶんに手に汗握り楽しめる作品であると思います。
意表をつかれたのはスタッフロールです。まず最初にキャスト(アニメであれば声優)を流すのが普通であると思うのですが、これは作画スタッフから始まります。しかも後半に登場する声優には役名がつきません。これは有名な作品だから誰が誰を演じているか付すまでもないということなのか、声優もグループとしてのスタッフであるということなのか、真意はわかりませんが、なかなか粋なはからいですね。
で、そのあとにきちんと3作目の予告編。序・破と来て、最後に急と思ったら、Q。Ouestion、Qualified・・・またもいろいろ想像をかきたてられるタイトルです。
評価:★★★★☆(3.3)