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織田裕二の当たり役『踊る大捜査線』が絶賛公開中ですが、連ドラも映画も観たことがない私は蚊帳の外。
で、『踊る』に続く織田裕二のシリーズもの登場? と謳われたこの作品。今度は外交官です。警察官とか県庁さんとか、公務員づいていますね。『お金がない!』の三枚目も良かったですが、今回のような、『振り返れば奴がいる』や『真夜中の雨』に似たクールなキャラクターのほうが、個人的には好きです。
舞台はイタリア。アマルフィ、という場所はまったく知りませんでした。確かに画面映えする美しいところです。こんな観光地があったとは。何ヶ国か海外旅行をした中で、イタリアは唯一もう一度訪れてみたいと思う国です。機会があればぜひアマルフィにも足を運んでみたい。
G8会議に出席する外務大臣の受け入れ準備に追われる日本大使館。特命を受け赴任したばかりの外交官・黒田は、ある日本人少女の誘拐事件に巻き込まれてしまう。正体不明の誘拐犯、改ざんされた監視カメラ、なかなか手掛かりのつかめない中、黒田はある日本人に疑念を抱く・・・。
犯人探しに関しては、かなり最初の段階でわかってしまいますので、これはこの映画においてあまり重要ポイントではないようです。動機と真の目的と誘拐事件のかかわりも繋がっているんだかいないんだかよくわからないし・・・。黒田というキャラクターのカッコ良さと、イタリアの街並みの美しさが伝わればそれで良いということでしょうか。
要所要所の矛盾点に目を瞑れば、充分に楽しめる映画でした。織田裕二も佐藤浩市も天海祐希も戸田恵理香も好きだし。
ただ、もし続編があるならば、せめて犯人くらいわからないようにしてほしいですね。
評価:★★★★☆(3.2)