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今日、午前2時45分。
マイもまた、天国へと旅立ちました。
ミーコと違って、吐き、もがき、苦しみ抜いた最期だったようです。
夕方から続いた闘いは、大好きだった母に看取られて、終わりを迎えました。
19歳と半年。ミーコもマイも、結局同じ長さしか生きられませんでした。
それでも、充分に長生きしてくれました。
ともすれば沈みがちな我が家を、ずっとあかるく照らし続けてくれました。
おとなしいミーコが私たちを静かに見守る月ならば、
やんちゃなマイはまぎれもなくみんなの中心にいる太陽でした。
時に悪さをして叱ったり困らせられたり、でもそれ以上の笑いと慰めという光を与えてくれました。
マイちゃん、もっと構ってあげられなくてごめんね。
不安なんて消し飛ぶくらい、一緒に遊んであげたらよかったね。
家族で旅行に行った時、一週間もペットホテルに預けてごめんね。
迎えに行った時は顔つきが変わってて、私たちにも脅えていたね。
よっぽど怖い思いをしたんだね。
家をリフォームした時、知らない男の人をいっぱい家にいれてごめんね。
逃げ出したはいいけれど、工事が終わってからも怖がってなかなか家に帰ってこられなかったね。
やっと穏やかな老後をすごせると思ったら、孫たちがお母さんを取っちゃってごめんね。
ひと文字違いの姪を呼んだ時、自分と勘違いしたマイは、違うとわかるとすねていたね。
でもマイはこれからもずーっとお母さんの子だよ。私たちの家族だよ。
長い間一緒にいてくれて、ありがとうね。
もう苦しまないでいいんだよ。
淋しくなんかないよ。あっちではミーコが待ちくたびれてるよ。
また昔みたいに走り回って遊べるね。
虹の橋で待っててね。
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不思議なことがありました。
朝、洗面から部屋に戻ると、携帯の電源が切れていました。
もちろんボタンを長押しした覚えはないし、充電したばかりだし、
買ってからこんなことは一度もありません。
入れ直してもなかなか立ち上がりませんでした。
胸騒ぎがしてメールを問い合わせすると、やはりその間に母から知らせが届いていました。
私の本能が受信を拒否したのか、母の悲しみがそうさせたのか、
それともマイの最後のいたずらだったのでしょうか。