うつりゆく季節

小西通りの奈良ビブレが来年早々閉店するそうです。

 

奈良に引っ越してきて、まあ同じ古都といっても京都とはまるで異なる街並みに、最初は驚いたものです。

そんなマイペースでスローペースなところも、奈良らしいというか。

昔ながらの古書店や個人商店が軒を連ねる商店街も、味わいがあるというか。

けれどそういう店では売っていない、ちょこちょこっとした雑貨を買うのにビブレはもってこいでした。

服や靴は買わないけれど、髪飾りやら入浴剤やらやっすいインテリアやら。

大きな本屋さんができた時にはうれしかったけれど、あまり新刊も買わなくなったし立ち読み専用。

ま、そういうちょこちょこっとした売り上げでは、当然やっていけないでしょう。

いつも閑散としていてお店の入れ替わりもしょっちゅうでした。

こうなるのも自然な流れなのでしょう。

 

気になるのは跡地のこと。

ダイエーのあとにパチンコ屋。映画館の次はマンション。次こそは、なにかしら楽しめるものができてほしいと願います。

具体的には思い浮かびませんが・・・。