ドラマ寸評（2008年第1期・最終回①）

『１ポンドの福音』

いやー、つまらないドラマでした（笑）

ほほえましく観ていられたのは最初の2、3回、

だんだん耕作が「シスター、シスター！」で減量危機、でも愛の力で勝つ、のパターンに飽きてきて、

シリーズ半ばにしてアンジェラが「私はあなたが好きです！」と言い出した時には、

「打ち切り？」と勘違いしてしまいましたよ。

原作のあるドラマで幻滅することは多々ありますが、もはや別モノでした。

高橋留美子の世界観を実写で表現するのは、難しいものです。

別モノと割り切るにしろ、最後まで展開の不自然さは拭えませんでしたね。

が、ラストの花嫁→新妻アンジェラは愛らしかったです。

結局本名は明かさないままでしたが、耕作が彼女をなんと呼んでいるのかいささか気になるところ。

まあ、正直、失敗作でしたねえ。

初々しい主役ふたりや脇役のキャストがよかっただけに、残念。