5/31 vsG ●
交流戦のスタートは西が先発。絶不調の中にある巨人相手に白星をつかみ取ってほしいところでしたが…。
撃 沈 。
西は5、6失点してもおかしくない投球内容でした。安達がスタメン復帰したのにホームラン打たれちゃどうしようもないでしょーが。まったく復活のめどが立ちません。東明といい、今年はどうしちゃったのでしょうね。
森脇監督時代から巨人相手だとなぜか力が入ってしまっているような気がするのですが…。今日も、田原相手に1アウトから伊藤にバントさせる必要があったのか疑問です。
ともかくも幸先の悪い敗戦ですが、パ・リーグは3勝3敗とひとり負けでなかったことが幸いです。
6/1 vsG ●
松葉も試合を作ったというより、相手の拙攻で1失点だったというべきでしょう。球数の多いいつもの松葉でした。
打撃陣には言葉が出ず。今の内海にここまで抑えられるとは思ってもみませんでした。完全なる負のループ。
6/2 vsG ●
ここまできたら予想せずにはいられませんでしたが、もののみごとに3タテ。
はっきり言って今の巨人に三連敗はありえない。
近年巨人アレルギーだとしてもまずありえない。
ここから星を拾わなければ、あとはもっと厳しい戦いが待っているのです。
まったくもって反発力(by前監督)を感じません。
金子も気の抜けた内容でした。この二試合、タイムリーだけは防いでいた坂本にいきなり被弾し、あげくホームのカバーに行かないミス。内外野のお粗末な守備に萎えたとしても本人が言うようにやるべきことはやらないと、こちらが萎えます。そして何がなんでも四番は右にしたいのか、この日の選択が中島。代打の切り札以上の使い方があるのですか。
スタメン全員控えと入れ替えたらどうか、と感じた試合でした。
そして今さらどうでもいいですが、自力優勝消滅。開幕当初からチーム作りに迷走が続いていた結果がこれです。選手の素質だとか、監督コーチの資質だとか、それ以前の問題が見え隠れします。
で、あまりな事態にショックが大きかったせいか、就寝後この試合で逆転する夢を見たワタクシ。ランナー二塁に西野、糸井がタイムリーを打って5-4になるというスポナビプロ野球速報アプリの画面まではっきり憶えています。おそらく8回の場面だったのでしょう(糸井が打っても物理的に逆転不可能なことは置いておくとして)。ポンタと一緒に夜道をさすらいたい…。
6/3 vsS ○
セ・リーグ主催のためネット動画で視聴できず。テレビ中継もないため速報アプリが頼りです。
先制した時点で少し期待を持ち、みずからタイムリーを打った東明が気分よく投げてくれるかなと展望が拓けたのですが…そうは甘くないヤクルト打線。現在リーグ最下位とはいえ、上位に並ぶ強打者たちの威圧感はセ随一かもしれません。交流戦未勝利のチームを救ったのは、自チームの投手たちがさんざん苦しんできた四球からのチャンスでした。ボグセビックの逆転打ももちろんですが、結果的には伊藤の叩き出した追加点が大きかったです。平野の回またぎには勝利にかける執念を感じました。ようやく、交流戦初白星!
6/4 vsS ○
この日もTの先制3ランで幸先良い展開でしたが、今度は山崎福が強打者たちを前に四球を出しまくってあっさり交代。こうなるとヤクルトペースに呑まれかねません。なぜランナーがいる場面でコーディエを選択したのか…試合を見られないだけにハラハラするしかない状態。若月も思いきったリードでしたが、同点にとどめました。その後すぐ勝ち越せたのはチーム状態が良い証拠。中島はやはり代打向きだと思います。
しかし塚原の状態は心配ですね。打順が厳しい回だったので佐藤達を先に出したのでしょうが、この日も平野が回またぎする羽目になりました。サトタツが復活すると塚原が不調になる、かみあわないところはありますがうまくやりくりしてほしいものです。
6/5 vsS ○
ディクソン3打点! 助っ人野手陣より頼りになるのでは…モゴモゴ。
時間を忘れて日曜大工に励んでいたため、気づいた時には4-0。乱闘もTムランも終わっていました。その後も得点を重ねて9点差。「わっはっは」と余裕をかまして西武戦などを視聴していたのですが…。
7回はディクソンも投打にお疲れだったでしょうし、ヤクルトの本領発揮で仕方ないにしても、9回は継投ミスですね。海田が回またぎすると炎上するのはオープン戦でもありましたし…小松で良かったのでは? しかしこの窮地にもなおセットポジションのコーディエを選択するのはなにゆえなのか。結局吉田一がフォローするはめになってしまいました。5点差のはずなのにまったく安心感のない状況でしたので、仕方ありません。おそるべしヤクルト打線、まさにセ界の火ヤク庫…。
(結果)22勝31敗 波乱の交流戦スタート
3連敗から始まった交流戦も3連勝で星は五分。早々に梅雨入りしたかと思われた打線も神宮で息を吹き返しました。立役者は四番に返り咲いたT-岡田。猛ペースでホームラン量産中です。今は昔かと思われたミスター3ランの本領を発揮してくれました。これで中島が後に続いてくれれば言うことはないのですがね。そしてまさかの、と言うと失礼かもしれませんが、固定できずにいた一番・センターに定着したのはまさかの小島(あ、言ってしまった)。守備は見劣るところが多いですが、社会人卒四年目ドラ7の打撃がここまで進化するとは、いったい誰がどんな魔法をかけたのでしょうか。
さて問題は一番・センターを張るはずだった駿太です。一歩進んでは二歩下がる状態を変えられないまま、せっかくスタメンに入っても自慢の守備でエラーが目立つようになりました。シーズン前には福良監督に名指しでチームの中心を担う選手のひとりと評され、本人も気負うところは大きかったはず。しかし結果を残せず、小田や宮崎にスタメンを奪われ、安達の後継者だったはずの大城がセンターにつくことまでありました。そしてかつて失格の烙印を押されたはずの小島が復活しスタメンに固定されている今、駿太の胸中やいかに。
高橋慶彦コーチのもと、スイッチに挑戦するという報道もありました。かつて高橋コーチが育てた西岡のようなバッターになるかどうかはわかりませんが、まだまだ駿太はこれで終わるような選手ではないはず。
Tは四番になりました。安達も病身をおして好守備を連発しています。伊藤もベンチの信頼を取り戻すためにもがいています。駿太も一番・センターの座を勝ち得てほしい。この四人が要となった暁に、オリックスの上昇はあります。
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