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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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平家物語(一) (講談社学術文庫 351)

来年の大河ドラマも続々と配役決定してきたので、予習がてら手に取ってみました。

講談社学術文庫の『平家物語』。

読もうと思って2冊だけ買ったのですが、挫折してほったらかしにしていました。

版年を見ると10年前(゜。゜)

たぶん、仕事を始めた頃で疲れていたのか・・・。

講談社学術文庫は章ごとに注釈や解説がついているので、とてもわかりやすいです。巻末に訳があるものだと、指をはさんで行ったり来たりするのが大変だし;

しかし高いのが難。よくよく調べると全12巻もあるではないですか。読み切れるかな。いや、買い切れるかな・・・。

読んでいるとすぐ眠くなるのも、高い壁です。

 

これと同じくして挫折したのが『吾妻鏡』。

かつて中世好きだった頃は読みたくても手に取りやすいかたちの活字になっておらず、がっかりしていました。

岩波文庫で復刻した時は反射的に5冊セットで大人買い。で、案の定途中でほったらかしに・・・。

でも、岩波は現代語訳がついていないので、ちょっととっつきにくいです。しかも未完という。残り3冊はいつ出版してくれるのか。

読了していない身なので、言える立場にはないですが。『平家』を終えたら、またこちらに挑戦してみようかな。

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