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出発して1時間弱・・・早くも疲れてきました。
古代、畿内に匹敵するほどの一大王国を築いたといわれる吉備。
その権力を物語るのが、全国でも4番目の規模を誇る巨大な前方後円墳・造山古墳です。
しかも古墳といえば立ち入り禁止のものがほとんどですが、この古墳は自由に入れるのです!
前方部からいざ行かん!
階段を上ると、神社がありました。阿蘇から運んできたという石棺が置いてあります。興味深いですね。
急な坂を上ると後円部。中世には山城として使われました。秀吉の毛利攻めの際、毛利方が平坦にして砦を築いたそうです。
戻る時が怖いのだ・・・。
それでもやはり、内部発掘は行われていないようです。
古代ミステリーが解き明かされるのは、いつの時代になるでしょうか。
それとも、ミステリーは永遠に謎のままでいたほうが、おもしろいのかな。
ぜえぜえ。サイクリングはようやく半分。
巨大古墳をあとにして、後半へ出発!
大きな川へ出ました。
川沿いをしばらく走ります。虫がぺしぺし顔に当たる~。うかつに口を開けられません。
やはり水べりは虫が多いのかな・・・。長いな、川・・・。
んん? 川?
あわてて地図を見直します。おかしい、自転車道は川から離れています。なのに右手にはいまだ、川・・・。
Σ(゚д゚lll)ガーン
道 を 間 違 え た ー ! !
一瞬にして頭はパニック。レンタサイクルでもらった簡略地図しかなく、ケータイのアプリも役に立ちません。
どっ、どうすりゃいいんだあー!
とりあえず、自転車道の方角っぽい方へ向かって走ってみる。しかし途中で思い直して立ち止まる。いや、違う。こっちじゃない。あっちかな・・・? うーん、わからない! 完全に迷子!
・・・あきらめて、走ってきた道を戻りました。10分を惜しんでも仕方ない。それが賢明。
戻りました。
正しい道は左なのですが、右に行ってしまっていました。ヤヤコシインダヨ! (#゚Д゚) プンスカ!
ちゃんと標識あるけどね・・・。
というわけで気を取り直して・・・。
途中で抜いたはずのハイカーさんを抜き返し・・・。
次なる目的地は、吉備津神社です。
よし、地図では一本道だ。もう間違えないぞ!
の、はずでしたが。
・・・おかしい・・・自転車道なのに、なぜ車が走っているんだ・・・。
ま た 間 違 え て い る 。
で、でもこっちの方角だし! さっきいかにも神社の入り口っぽい柱があったし! 車には迷惑だけれど、このままいっちゃえ!
今度はちゃんとたどりつきました。ホッ。
吉備津神社には入り口がふたつあって、こちらは裏側っぽい雰囲気です。
有名なのが、この長~い回廊。
本殿までの間、たくさんの御社があります。
ようやくたどりつきました。
大きな本殿です。
キビツヒコは桃太郎のモデルとも言われています。キビツヒコの温羅退治にまつわるスポットが、吉備路に点在しています。伝説をめぐる旅もおもしろそうですが、自転車ではさすがにすべて回れません。
再び回廊を戻ります。
神主さんが三方を抱えて先を歩いていました。なにげにあとをついていくと、御釜殿へ入っていきました。吉備津彦と温羅伝説にちなんだ鳴釜神事が行われる場所です。ちょうど今から祈祷が始まるらしく、さっとすだれが降ろされ、中をのぞくことはできませんでした。
いよいよ、ゴールへ。
残す目的地は、吉備津彦神社のみ。
時刻はすでに1時を回っています。おなかすいた・・・。
着きました。
吉備津彦神社です。
吉備津神社と違って、ずいぶんオープンな雰囲気です。
自転車を停めていると、ポツリポツリと冷たいものが・・・。
ついに来てしまいましたか・・・(´;ω;`)
急いでお参りしてご朱印をもらって、帰りました。
鳥居の前に踏切があります。
備前一宮駅はもうすぐそば。隣接したレンタサイクルで自転車を返却し、ホームで電車を待ちました。
耐えきれず、パンをもぐもぐしながら・・・。