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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『ありふれた奇跡』

「山田太一最後の連ドラ」というふれこみで話題になっていますが、

私自身は山田太一という存在をあまり意識したことがなかったので、

(『ふぞろいの林檎たち』も知らないし)

ただ仲間由紀恵と加瀬亮という組み合わせが面白そう、というきっかけで観てみました。

うーん、これが山田太一の脚本か。

いつもの連ドラと違う、まったーりとした展開と説明臭くないセリフ回し。

人間関係の構築には常に伴うある種のはがゆさをひしひし感じます。

どこか生きづらさを背負ったようなふたり。

これからどのような過去が明るみに出るのか、

どのような奇跡が生まれるのか、

じっくり向き合っていきたいと思います。

 

『必殺仕事人2009』

やはり観てしまう・・・。

最近の時代劇は皆こういう作りなのでしょうか?

ずさんに扱われる老人やホストクラブが出てきて、現代風ですね。

スペシャルでいきなり玉櫛が死んでしまったのはショックでしたが・・・。

彼女に変わるヒロインとして登場した如月ちゃんは、

今のところほとんど活躍していないのですが、ちゃんと仕事人になるんですよね?

ヒガシの八丁堀はあいかわらずカッコイイです。

全然ダメ亭主でないですね。やっぱりエンディングは藤田まことにシメてほしいなあ。

涼次はどんどん貫禄がついてきたような。すでに時代劇の人ですね、松岡。

源太の武器の不自然さが笑えます。カッコイイから許すけど。

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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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