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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『Tomorrow -陽はまたのぼる-』

竹野内豊、菅野美穂と、私好みのキャスティング。

医療ドラマも好き。

が、最近の医療ドラマは『医龍』にしろ『救命病棟24時』にしろ、

スゴ腕の先生が出てきて、ゴッドハンドで難病患者を瞬く間に治療してしまう、

そんな緊迫感に包まれたものばかりだったのですが、

こちらは少し様相が違います。

舞台は医者不足で潰れかけの市民病院。

ちなみに私も市民病院で生まれました。

今じゃ問題視されている陣痛促進剤による、流れ作業での出産でした。

よくまあ、無事に産まれてきたものよ。

ちなみに今は、その病院はありません。原因は知りませんが、とにかく閉鎖されました。

その一方、同じ市内にある私立総合病院は、増築して病床を増やしていますが、

「敷居が高くなった」と母がボヤいておりました。

「命は金で買うもの」と嘯く医者もいれば、

「病院は市民のためのもの」と熱意に燃えるナースもいる。

お金がなければ医療はできない、でも一方で治療費を払わない患者も増えているという、

生々しい現実に、

医者をやめて一介の市役所職員となった航平が立ち向かう。

昨今の医療ドラマに較べれば地味な作りですが、

「現実」をどう描き、結論を持っていくのか楽しみです。

それにしても菅野ちゃんはかわいい。

 

『ゴンゾウ~伝説の刑事』

刑事ドラマなぞ、ほとんど観ないのですが、

これは内野聖陽・筒井道隆・高橋一生・大塚寧々など、私好みのキャスティングなので、

めずらしく観始めました。

案外、おもしろい。

一話完結かと思いきや、同じ事件をひっぱって、

ゴンゾウこと黒木警部補が捜査の一線に戻っていく過程を丁寧に描いています。

それにしても、いつまでもトボケた坊ちゃんのイメージがある筒井道隆が、

クールな役どころで痺れます。

 

『白と黒』

昼ドラにハマってしまった主婦。

前作よりは、まーまー観られる演技力と構成力。

登場人物が日によって白だったり黒だったり、なかなか興味深いです。

人間、誰しもそんなものだから。

いちばん魅力的なのが、弟のセフレ? のサリナというのも、どうかと思いますが。

 

『ナツコイ』

あらすじを読んでいると、昔なつかしの少女漫画チックで、

上作よりもほのぼの観られるのかな? と思いきや、こっちのがイライラしています。

いくら大好きだった元カレと偶然再会したからって、あんなに不自然になりますかね?

すぐ不貞に走らないところが他局と一線を画しているのかもしれませんが、

だったらきっぱり諦めろよと、それが逆に腹立つわけで。

娘に向けてえんえんと自分の揺れる女ゴコロをひとりごちる母親ですが、

私だったら(どちらの立場でも)絶対イヤだけどなあ・・・。

それにしても尾美としのりのイヤらしい演技力が際立っています。

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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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