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新潮文庫編。
『鳥人計画』
作者はスキージャンプが大好きらしく、
満を持してこのスポーツ科学とミステリーを融合させた作品を世に送り出したらしいです。
ところが見事に売れなかったそうです。まあ無理ないですね。
当時の日本スキージャンプ界の低迷ぶりは、作品の中でも語られているくらいですから。
長野五輪の時期にかちあえば、まだ売れ行きも違ったかもしれませんが、
そうするとネタの根本が覆されますから難しいところです。
今はまた日本の成績が奮いませんが、頑張ってほしいですね。
長野の団体金の感動をもう一度!
『超・殺人事件-推理作家の苦悩-』
『名探偵の掟』を彷彿とさせる自虐ネタ満載の短編集。
税金対策に励む作家や超長編を競う編集者、駄作の論評に頭を悩ませる書評家など、
皮肉をきかせたユーモア作品ばかりで大ウケすること請け合いです。
超理系を読んで(ないゆえに)私はエセ理系でないことがわかりました。
最近ずっと東野作品しか読んでいないことに気づいた。
なんだかノルマみたいになってきた。
今年じゅうに読み終えられるだろうか・・・。
『嫌われ松子の一生』
ドラマで観てさらに原作まで読んだのですが、もともと話題になっていた映画もずっと気になってはいました。
ジェットコースターのような松子の人生。
ドラマで11回もかけて描いた数十年をどうやって2時間にまとめるのだろうと思っていたら、
松子の妄想と現実が鮮やかな映像と音楽ででめまぐるしく交錯する、ミュージカル仕立てでした。
極端にまで孤独を嫌い、愛を求める彼女は、根っからプラス思考で楽天家。
映画を観ているとそう感じます。
病弱な妹にばかり注がれる父の愛情を少しでもこちらに向けたくて会得した特技・ヘンな顔。
惜し気もなくくり返しソープ嬢から女囚、醜く老いさらばえた姿まで、
いろんな女の転身を演じた中谷美紀の女優魂も必見?
でも、愛に飢え打ち破れる女性にしてはちょっと正統派美人な気がするんですよね。
キャラクターの違いもありますが、内山理名のほうが適役に見えました。
物語を彩る松子の相手役の劇団ひとりや伊勢谷友介も貧相でした。
香川照之が郷里の弟役というのがもったいないですね。
荒川良々はいい雰囲気でした。
ラストは松子が本当に帰りたかった場所、そしていちばん言いたかった言葉なのでしょう。
切ない一生、でも十二分に愛に生きた一生だったのだと思います。
やっぱり私にはムリですけど。
評価:★★★☆☆
『バベル』
菊地凜子がアカデミー賞にノミネートされたことで一気に日本国内の注目度を集めた映画ですが、
ブラット・ピットやケイト・ブランシェットなど、著名な俳優陣が名を連ねているにもかかわらず、
娯楽とは程遠い作品です。
舞台はモロッコ・メキシコ・日本。
話は時空を越えて展開しますが、言葉も人種も環境も異なる人々は、
それぞれ同様の闇を心に抱えています。
それは孤独であるということ。
すれ違う夫婦、すれ違う親子は事件を通して絆を回復していきますが、
それはまた別の孤独を知ることでもありました。
法と国家の理不尽な壁。
その前では命はあまりにもちっぽけな存在であり、思いも絶叫もたやすく踏みにじられてしまいます。
それでもそばに寄り添う誰かがいたならば、その手を離さずにいるならば、
少しずつでも思いをそれぞれのコトバで語りあえば、きっと救われるに違いありません。
お金や名誉や快楽、物質的な幸せはたやすく崩されてしまいます。
いちばん大切なものは、すぐそばにあるのです。
それを最初から知っていたのは、
傷ついた見知らぬ女性に煙草を与えた老女と、
観光客から謝礼を受け取らなかったガイド青年の親子だけだったのかもしれません。
評価:★★★★☆
という番組があります。
よゐこの有野が古いゲーム(ファミコンやスーファミ時代の)に挑戦するというものです。
DVDで借りて観ています。
実家にはファミコンがありましたが、私自身はほとんどやりませんでした。
家族で野球ゲームに興じたくらいですかね。
『スーパーマリオ』や『ドラゴンクエスト』には挑戦してみたのですが、
すぐ挫折するのです。
根気がないのでしょう。
もともとゲームに向かない人間なのだと思います。
そんな私がハマったゲームといえば、
1.『悪魔城ドラキュラ』
スーファミ版。ムチをもった主人公が敵と戦うアクションもの。イケメンなのがツボ。
2.『もじぴったん』
指定された言葉を作るパズルもの。キャラクターがかわいいのと、音楽が耳について離れない。
しかし、後半は意外に難しくなる(挫折)。
3.『ICO』
宮部みゆきによって小説化もされたアクションゲーム。走ったり飛んだりするだけの実に貧相な主人公。
BGMがなく、風や水の音が心地良かった。
とにかく、シンプルなのがいいのです。
『悪魔城ドラキュラ』はいろんなバージョンが発売されていますが、
私がプレイしたものは実に簡素で、画面は横スクロールです。
これが限界です。
最近の、上下左右にバーを動かさないといけないような動きにはついていけません。
魔法やら呪文やらをやたらと憶えないといけないのもムリ。
『もじぴったん』も難しくなるまでは楽しかったです。
なぜ娯楽に頭がいるのだ!
攻略本片手に挑んだ『ICO』はとても楽しかったです。
もっとこういうゲームをたくさん出してほしいです。
『バイオハザード』系は怖いので挫折しました・・・。
さて、有野の挑戦ですが、
懐かしいゲームがめじろおしです。
どれもやったことはないのですが、
当時のゲームにありがちな秘密のワープや、隠し扉などは、見つけると嬉しかったですね。
こういうさりげない楽しみが好きでした。
だけど観ていると、昔のゲームもシンプルな割りに、難解なものはたくさんあったのだなあと思います。
同じような画面、同じような展開が続くと、絶対飽きますよね。
何時間も挑む有野は、すごいと思う・・・。
なんだかファミコンがやりたくなります。
ザスーラ
TSUTAYAにキッズビデオの棚に置いとけと言いたい。
監督/ジョン・ファヴロー
出演/ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナ・ボボ、
ダックス・シェパード
(2005年・米)
いつもケンカばかりしているウォルターとダニーという幼い兄弟がいました。その2人には姉のリサもいるんですが、この姉は弟達をいつも相手にしていません。ある日ダニーは、地下室で「ザスーラ」と書かれた古いボードゲームを見つけます。このゲームはコマを進めるとカードが飛び出し、メッセージに書かれた現象が実際に起こる不思議なゲームです。兄弟がゲームを始めるとなんと家の周りが宇宙空間になってしまって、流星群の襲来、謎の宇宙船からの攻撃、破壊ロボットの追跡など数々の出来事が彼らに起こります。
この映画がくだらないことをまじめにやっている映画だというのは見る前からわかるので、「家が宇宙空間の中にあるのに、何で家の中が地球上と全く同じ状態で、普通に床に立ち、呼吸ができるんだよ!」とか野暮なことを言うつもりはありません。
しかしそれにしてもこの映画は面白くない。こんなに底の浅い映画は珍しいです。原作が絵本なんだから当たり前だろうという意見もあると思いますが、絵本は大人が純粋にストーリーを楽しむためにはあまり見ないですけど、映画は違うでしょう。僕はここまで幼稚なストーリーの映画だとは思わずにTSUTAYAで借りてしまいましたし。こんな映画はキッズビデオの棚に置いとけとTSUTAYAに言いたいですね。
それにただでさえストーリーが面白くないのに、男兄弟の子役2人の演技がダメすぎです。何ですかこいつらは。何か起きたら一応慌てふためいた素振りはしているんですが、下手すぎて全然こっちに危機感が伝わってこず、本当に茶番に見えて白けてきます。神木隆之介とか日本の有名どころの子役の方が全然マシです。この2人は顔もそんなにかわいいとも思えないし、なぜ抜擢されたのかよくわかりません。
こいつら兄弟の絆がこの映画の重要なテーマなんでしょうが、この2人は演技がマズいうえに、設定もごく一般的などこにでもいる仲の悪い兄弟ですし、別にこんな奴らが仲良くなろうがなるまいがどうでもいいやという感じになります。こいつらの親は離婚しているので、親子愛も絡ませるのかと思いきやそうでもないですしね。ティム・ロビンスは最初と最後しか出てきませんし。
映像もダメですね。古臭くて安っぽくて迫力もない。B級映画を愛している映画マニアの人ならこういう映像が逆に良いのかもしれませんが、僕は「パイレーツ・オブ・カリビアン」に満点をつけるベタな映画好きの人なので、普通にショボイ映像にしか見えませんでした。それも舞台は宇宙ですからね。こんなチープな映像を見て「あっ!宇宙だ。」と思う人はいるんでしょうか。
というわけで全然面白くなかったんですが、そんな映画でもいいとこは一つぐらいはあるものです。お姉さん役の女優がキレイだということです。しかし★1個分には達しないぐらいのプラスなのでやっぱりこの映画の評価は★0ですね。
童心に帰れる人ならもしかしたらこの映画を面白いと言うかもしれませんけど、前作の「ジュマンジ」より明らかに対象年齢が下がっているので、自分の年齢をかなり遡らないとこの映画は楽しめません。
<ザスーラ 解説>
1995年に公開され大ヒットした『ジュマンジ』の舞台を宇宙に移して描くSFアドベンチャー。監督は『ウィンブルドン』などに出演を果たした俳優、ジョン・ファブロー。最新のCG映像の中でボード・ゲームをはじめ、現れる宇宙船やロボットのデザインすべてがレトロな雰囲気を漂わせているところに監督のセンスがうかがえる。クライマックスの思わぬドンデン返しに心温まる。
ダニー(ジョナ・ボボ)は兄のウォルター(ジョシュ・ハッチャーソン)にかまってほしいためにボールを投げてふざけていると手もとが狂いボールがウォルターの顔に当たってしまう。怒ったウォルターはダニーを地下室に閉じ込めてしまうが、ダニーはそこで「ザスーラ」というボード・ゲームを見つける。
なんて、いつぶりだろうか・・・。
ひさびさに街へ出てみれば、いつの間にやらクリスマス。
連ドラを観るようになると、録画ができないというのは不便なもので、
勢いでレコーダーを買いに行きました。
とにかく、完璧に時代の流れに置いていかれている人間です。
「ビデオの次はDVDレコーダー」と思い込んで行ってみたら、
今や時代はHDDレコーダー、果てはブルーレイディスクに移行するらしいじゃないですか。
で、なにがいちばんいいわけ? と、店員さんをつかまえて訊くと、
湯水の如く説明を始められました。
つ、ツイテイケナイ・・・(;° ロ°)
もう、考えるのも疲れたから、店員さんが「オススメです!」と語気を強めるHDDレコーダーを購入。
本当は、コンポも欲しかったのですが、
これまた時代はHDDのようで、MDすら使ったことのない私は、ポケー(゜。゜)
あきらめました。
あと、PCもいいかげん買い換えたいんですが、
気合いを入れて行かないと、
説明を聞きながら眠気に襲われるはめになりそうです。