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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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クリスマスなんて祝うの。

 

今日は実家でクリスマスパーティーでした。

両親だけの静かな家に、この冬休みには姉・姪・甥1号、兄・義姉・甥2号が集まっており、なんとも手狭。

そのうえ部屋はプレゼントで足の踏み場もありません。

両家ともせっかく日本に来てくれたのだから、

日本から生まれた世界でいちばんのケーキを食べてもらおうと、

《ガトー・ド・ボワ》を買っていきました。

こんなにたくさん買い占めて(しかもこれだけではない)、お店の人も詰めるのが大変そうでした。

クリスマスイブの次の朝でもお客さんは絶えていないようです。

ホールケーキやブッシュドノエルもおいしそうでした。

「おいしい!」とみんな喜んでくれてほっとひと息。

 

一気に家族が増えてんてこまいの母が甥1号に風邪を伝染されていたり、

人形の家を壊したことで姉弟喧嘩が始まったり、

その横で甥2号がすやすや寝ていたりと、見ていて飽きない光景。

これでマイやミーコがいたら目もあてられない大惨事だったことでしょう。

 

おなかいっぱい笑顔いっぱい。いやはやなんとも賑やかなクリスマスでした。

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街にはクリスマスソングが溢れ返り

テレビ欄は特番だらけ

世間じゃクリスマスだ三連休だと騒いでいるが

今日も昨日もおとといもビルの一室に閉じこもり

えんえんと他人の書類をシュレッダー

「なにやってんの? 今日、イブやで」と訊いてくる同僚には

「だからって特別なにもしないですからね、あっはー」と言いながら

陰では「ほんまやで、どーゆーことやねん」と唇をとがらせている

そんな私の舌打ちを聞き取ったのか

上司がケーキの箱を持ってきた

「しゃれてないけど、帰って食べて」

赤いいちごが載った生クリームの小さなケーキ

チキンとワインも添えて乾杯

コンビニで買ってきたことはバレバレなんですが

仕方ないからこれからもシュレッダーしてあげましょう

世の中にはいろいろなモノが出回っているようで、

ネット上に《キャプスト成分解析》なるものがある模様。

 

で、解析。

私の84%は手の届かないリンゴで出来ています!!
私の13%は夢のショウ・ウインドゥで出来ています!!
私の2%は神様にすがり泣いてる人のカケラで出来ています!!
私の1%は影のない男で出来ています!!

・・・だ、そう。

 

いくらキャプストの歌詞がネガティブだからって、

中でもネガティブを極めたものばかり持ってくるこたないでしょーよ。

しょせんわたしゃーケムリマン。

今年もオバサンタになる季節がやってきました。

夏休みもあいかわらずポケモンマニアだった姪っ子、今回もフィギュアかと思いきや、

リクエストはなんとシルバニアファミリーの人形でした。

小さい頃から恐竜だの爬虫類だの、私の範疇を越えたものにしか興味がなかったのに、

やっと選ぶのが楽しいプレゼントを要求してくれたのね! と喜んだのも束の間、

ご希望の「くるみリスのおとうさんとおかあさんと赤ちゃん」は単品販売しかしていませんでした。

さ、財布の中身が・・・おのれ・・・。

一方、2歳の甥っ子(の母)はきかんしゃトーマスを所望。

しかし広い店内でなかなか探し出せられず、店員さんに案内されたのがプラレールコーナー。

やたら本格的な車輌の横にトーマスが並んでいます。

違う! 私が欲しいのはもっとチャチな人形なんです。

これはどう考えても子どものおもちゃにかこつけたお父さん用の娯楽だろう・・・。

結局、子どもがたくさん集まっていた一角に目的のモノはありました。

 

クリスマス前とあって店内はにぎやか。

嬉しそうに袋を下げた親子連れ、ラッピングを待つ会社帰りの男性などなど。

私の親もこんなふうにプレゼントを選んでくれたのかなあと思うと、

なんだかちょっとほっこりします。

 

ふと考えたのですが、

毎年リクエストを訊いて贈っているということはサンタの正体はバレバレなわけで、

つまりサンタの存在なんかハナから信じちゃいないってことなんでしょーか。

ちなみに私がサンタを信じていたのは小3くらいまででした。

親の陰謀だったのかもしれませんが、あまりリクエストをした記憶がありません。

あとから考えればプレゼントのトンチンカン具合がいかにもウチの親らしかったです。

たとえば「HAPPY WEDDING」と書いてある、どう見ても結婚祝い用の写真立てとか。

しっかりリクエストするようになった小6は、新版が出たばかりの広辞苑でした。

暇さえあればペラペラしてましたよ。なんと向学心旺盛な小学生だったことか!

今やろくに使ってませんが。

 

それにしても、シルバニアファミリーは小さい頃欲しくてたまらないおもちゃでした。

「きりないでしょ!」と買ってもらえませんでした。

確かに動物だけでなく、家具やら家やら集めていけばきりがないのですが、

持っている友達がうらやましくて仕方なかったです。

そんな私の人形遊びの道具は姉のおさがりの「こえだちゃん木のおうち」でした。

いやまあ、それなりに楽しかったですがね。

 

我が家のツレも、レゴブロックがメチャクチャ欲しかったけれども買ってもらえなかったらしいので、

欲しいものを諦めなくてはならない悲しさは、たいがいの子どもは体験するものなのかもしれません。

恵まれているように見える姪っ子だって幼児時代は、

要求が通らなくてずっと泣き続けて、寝言でさえもつぶやいていたことがあるくらいですから。

祖父母や叔母はかわいそうになって、「もーいーやん払ったるから」と言うのですが、

母親は頑なに「あかん!」という。

育児の難しいところですね。

それにしても、シルバニアファミリーにしろこえだちゃんにしろレゴにしろ、

30年経ても未だ衰えない人気の秘密は、

やっぱりお金を出す親世代のハートを狙い撃ちしているからとしか思えません。

『風林火山』

大河ドラマをまともに観たのはひさびさな気がします。

ちょいちょい見逃していた当初は、

勘助がいつのまにか武田家に仕えていたり、敵だった武将が味方になっていたりと、

展開についていけないところもあったのですが、後半はほぼパーフェクトでした。

いやー、一年間、非常におもしろかったです。

 

今までの大将視点からではなく、参謀の目から見ると、同じ合戦もずいぶん様相が違って映るものです。

その分合戦シーンが減ってやや冗長な場面が多かったにせよ、

退屈せずに見られたのは、やはり演技陣の迫力のおかげなんでしょうね。

毎年何人かは「ええ~っ」というキャスティングがあるものですが、

今年は地味と言われながらも本当に誰も彼も芸達者で、芝居に惹き込まれてしまいました。

泥くさい勘助はもちろん、知的で人間味のある信玄、個性豊かな武将たち、

純真なミツや情熱家の由布姫など、しっかりと意志を持った女性たち。

唯一の目玉であるGacktも、最後には謙信にしか見えませんでした。

この抜擢もNHKにしては随分な冒険でしたが、成功と言えるのではないでしょうか。

 

「親方様ー!」だの「姫ー!」だの叫びっぱなしの勘助にはやや引いてしまいましたけども・・・。

どちらかというと、周囲の人々の話のほうが面白かったですね。

勘助の兄のエピソードやら、

信玄&由布姫&三条夫人の三角関係(?)やら、

真田夫婦の心温まるやりとりやら。

 

最後、平蔵はヒサのところへ帰ることができたのでしょうか。

でも婆さんが出てきていたから、傷を治してくれるのだと思いたい。

平蔵夫婦には、幸せになってほしいものです。

 

来年は『天璋院篤姫』ですね。

主役が宮崎あおいというのが、ちょっとイメージではないですが、

篤姫自体は非常に魅力的な女性です。

薩摩藩というのは位置的にも独立国家のような一面があって、

幕末にはのらりくらりととても面白い動きを見せるので、

その難解な歴史性をどう表現するのか、興味があります。

女性が主役の大河ドラマというのは、コケる印象があるのですが・・・。

今年のように、良質な出来上がりであればいいですね。

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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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