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『源氏』づいている今日この頃ですが、
本日発売のRin'『源氏ノスタルジー』もgetして参りました。
平安朝というと、雅、優美、なよやかなイメージを連想しますけれども、
『源氏物語』って、そんなたおやかな話ではないですよね。
読み進めるうちに、《夕顔》の巻などは全体から見れば比ではないことを知り、
《若菜》の巻では畏怖すら憶えました。
人と人とが触れ合い、想いを交わしたその瞬間は、
生涯続く孤独のはじまり。
幾たび時を経ても人間のくり返さざるをえないあやまちと因果、
愚かにもかなしい命。
このアルバムは、作品に流れる情念を見事に表現しています。
PVでは三人の演奏している姿がただただ映されていますが、
時折上衣を脱いだ姿がさし挟まれています。
幾重も重ねた衣のうちに、想い焦がれる心を隠し、
涙に袖をしぼりつつ、片敷衣の夜を明かす。
胸の奥に秘めることしかできなかった女人たちの恋、
歌に垣間見るそれは、ただひたすらに激しくて、美しい。
まるでうつし絵のようでした。
ということで旅立ってみました。
奈良から京都は意外に遠いのです。電車で一時間。しかも30分に一本。
めったに途中下車しないのですが、思い立って宇治で降りました。
宇治といえばお茶ですが、中でも《伊藤久右衛門》という店はお取り寄せスイーツでも有名です。
平日というのに、さすが、ごった返す店内。
しばし並んでから、茶そばをいただきました。
抹茶デザートも捨て難いですが、今日は取っておきます。
はじめて宇治に来た高校生当時はまだできていなかった源氏物語ミュージアム。
新しいとあって外観も内装も美しいです。
こちらは人が少なく、展示を見ていてふと人の気配を感じ振り返ると、
薫君のマネキンだったのにはびびりました。
ここでは源氏物語クイズや性格診断テストなども楽しめます。
クイズは上級でつまずきました。藤原道長の作った寺なんて源氏に関係ないじゃん・・・。
性格診断テスト結果は「六条御息所」って。
いくら恋人だからって、普通一時間も待てないだろう・・・。嫉妬なんて誰だってするしさ・・・。
ちなみに私の好きな女君は、葵の上と玉鬘です。
好きな話は『藤裏葉』と『若菜』。
宇治十帖はイマイチ。大君は味気ないし浮舟はイライラします。
文体もそれまでとは違いますし、別人説も納得です。
さて本当なら東福寺へ向かって紅葉観賞といきたかったのですが、
不覚にも寝過ごしてしまったため断念し京都駅へ。
京都駅の伊勢丹といえばアレです、《都路里》です。
そのために茶そばだけで我慢しました。
しかしここでも長蛇の列。おやつタイムでしたから無理ないですね。
並ぶこと十数分、席に着いて頼んだのがこれ。
クリスマスパフェです。やっぱりおいしい(T_T)
抹茶&ほうじ茶のクリーム、アイスに白玉、ゼリー、ナッツともりだくさん。
すっかりご満悦。
そのあと、電車までの時間をつぶすためにデパ地下を歩いたのが間違いでしたね。
甘いもののあとにはさっぱり系が欲しくなります。
私の目をひいたのが《Tawawa》のフルーツゼリーです。
頑張って通り過ぎたのですが、一周してまた戻ってきてしまいました。観念。
京都の二条にあって、サラダやフルーツ中心のデザートバイキングでも有名のようです。
学生の頃はよくバイキングに行きましたが、今は誘っても誰もついてきてくれなくなりました。
私とて、もとがとれるかどうかあやしいですが。
さあ、充電したあとは頑張って師走を乗り切ろう!
『暗いところで待ち合わせ』
父親を亡くし、一軒家でひとり静かな生活を送る盲目の少女ミチル。
その家のすぐそばの駅で、松永という男が何者かにホームから突き落とされる事件が起こります。
容疑者として追われている青年アキヒロ。
行方をくらますため、彼はこっそりミチルの家に忍び込みます。
いつもどおり食事をし、掃除をし、コタツに入ってテレビを聞くともなしに聞き、ピアノを弾き、
淡々と毎日を過ごしていくミチルと、
息をひそめて部屋の隅にうずくまり、時折窓の外をのぞくアキヒロ、
当然会話も交わされないふたりの「共同」生活の静けさ。
しんとしたたたずまいの田中麗奈の演技と、
孤独のかげりをたたえるチェン・ボーリンの瞳には、
「いくら目が見えなくたって人の気配くらい気づくだろ」というツッコミは無用です。
ケガにより失明してしまったミチルに、幼なじみとして非常にいい距離感で接するカズエ。
生きにくい外界を嫌って父との思い出にひたろうとするミチルを叱咤し、突き放します。
激昂し泣き荒れるミチルをそばで見つめていた「いないはず」のアキヒロは、
思わず散らかった部屋を片づけてしまいます。
中国人と日本人のハーフとして生まれ、どちらの国でも自分の場所を見つけられず、
あからさまに差別する職場の同僚・松永に憎しみを抱いていた彼だからこそ、
どうしても自分だけの狭い世界に落ち着こうとしてしまうミチルの心を理解できたのでしょう。
外へ出ようとするもためらうミチルの手を取り、そっと誘導するアキヒロ。
ふたりが、外の世界へ頑なに鎖していた心の扉をはじめて開いた瞬間でした。
「本当に必要なのは場所じゃなくて、自分を必要としてくれる存在なのだ」
孤独から解き放たれたふたりの未来は、きっと春の訪れに違いありません。
それにしても佐藤浩市、最近こんなヒールばかりで、少し切ないです。
評価:★★★☆☆
『椿山課長の七日間』
浅田次郎は『壬生義士伝』しか読んだことはありませんが、
「ったく、なんだよこの泣かせよう泣かせようって展開はよ。ミエミエなんだよ」
とクサしつつ、しっかり泣かされました。
で、今回もしっかり泣かされました。
突然死した中年男・椿山(西田敏行)が、三日間だけ現世に甦ることを許されるのですが、
なんとその姿は絶世の美女(伊東美咲)。
真逆の姿にとまどいつつも、家族や同僚との正体をばらすことは許されない再会を経て、
生前は知らなかったさまざまな事実を目の当たりにしていきます。
西田敏行の声でひとりごちる伊東美咲のギャップがおもしろい。
雑誌のモデルのような服を着こなせるのも、椿山課長が婦人服売り場担当だったから・・・なんですかね?
「衝撃の事実」を知って酒におぼれる椿山を誘ってきたイケメン男、
思わずふらふらとついていってあわや・・・と思いきや、
その相手は同じように現世に甦ったヤクザの親分であることが発覚。
甦ったのはもうひとり、本当の両親を探す少年・ユウイチ。
少女の姿になって椿山と行動をともにしますが、
椿山の息子・ヨウスケに淡い恋心を抱かれたり、逆にそれを利用したり、
その両親は実は・・・という意外な人間関係が次々に明らかになって、
息をつかせる暇もなく、物語は展開していきます。
ユウイチ少年と両親が再会する場面が最高潮でした。
少年は少女の姿をしているため、真実を言うことができません。
代役として名乗り出たヨウスケと両親を見つめる少女の視線に、母親が気づきます。
自分の産んだ子は息子であって、娘ではありません。でもわかったのです。
言葉もなくゆっくりと歩み寄り、そして抱き合う親子の姿。
「ありがとう」と言い残し、消えていくユウイチ。
無益な復讐を決行した子分を救うため、身を呈してその愚かさを訴えた親分。
皆、それぞれに、穏やかに、思い残すことなく、あの世へ帰っていきます。
椿山もまた、事実を受け入れ、すべてを許して、微笑みながら愛するすべてに別れを告げました。
人間、死ぬ時は、こうありたいものですね。
國村隼・市毛良枝・桂小金治・余貴美子・大沢一樹と、演技陣が達者で、
場面場面がとても充実していました。
とくに子役は須賀健太・志田未来と、今を代表する名子役を使っていて、
とくに14才の母・志田未来は秀逸でしたね。
外見は美容師・中身は親分という役柄の成宮寛貴も注目の若手俳優ですが、
時にカッコよく、時に渋く、相反する両面をうまく演じていました。
まあ、難を言えば伊東美咲ですが、
がんばって西田敏行のセリフまわしを真似ていたと思います・・・。
評価:★★★★★(4.7)
ストレスがたまった時の解消法にはいろいろありますが、
私はやっぱり、《食べる・呑む・買う》です。
ポテチをひと袋食べる。
板チョコを1枚たいらげる。
季節限定の缶チューハイを次々呑む。
ネットで衝動買いする。
あー、スッキリした。
で、寝る。
ところが最近、こうすると胸焼けで寝つきが悪くなりました。
次の日には口内炎と吹き出物ができてるし。
やっぱり、衰えてきたのでしょうか・・・_| ̄|○
ひとりでストレス発散もいいけれど、
荒れた地面は耕さないといつまでたっても荒れたまんまです。
とりあえず、エレベーターの壁を蹴り飛ばしたあとは、
コンビニでおつりをもらう時に「ありがとう」と声に出して言ってみましょう。
めっきり、寒くなってまいりました。
早くもインフルエンザが流行しているようですね。
なにを隠そうこの私、生まれてこのかたインフルエンザにかかったことがありません。
37度5分以上の発熱をしたのも、4年前が最後です(しかも朝熱を出して昼過ぎには下がっていた)。
姑がボソッと、「そーいえば、さやちゃんが風邪ひいたとか、聞いたことないねー」とつぶやいていました。
その息子は冬になるとインフルエンザを含めて3回くらい寝込みます。
確かに注射は受けていませんでしたが、手洗いやうがいなど人一倍気をつけているのに、です。
友人にもいましたが、感染する人って、毎年感染しますよね。
その隣にいて、伝染らない私って一体・・・。
これはやっぱり、○○ってことなんでしょーかね。