| MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
お昼をちょっと食べ過ぎたので、奈良町をそぞろ歩きしてみました。
奈良町にたくさんいるという猫を、私は今まで見かけたことがありませんでしたが、
ふと見れば、町屋の入り口にたたずむ仔猫が!
ところが、あわてて携帯電話を取り出そうとしているうちに、逃げられてしまいました。
おまけに、また迷子に・・・_| ̄|○
が、怪我の功名(?)、
にゃにゃにゃんと、路地裏に猫カフェを発見!
喜びいさんで扉を開けようとしたら、「本日おやすみ」の札が。
がっくし。
《寧古庵》という名前ですが、「ねこあん」で良いのでしょうか。
どうやら、不定休のようですが、次こそは営業日に行ってみたいものです。
なんだかんだで 1時間近く歩いていたので、
ちょっと休憩してから帰ろうと思い、奈良町の入り口にあるカフェ《界》でお茶することに。
スイーツの並ぶメニューを目にしたのが運のつき、
お茶だけで帰るのはもったいない気がしてしまいました。
ミントココアに、ラ・フランスのケーキをいただきました。
ココアにはミントリキュールが入っていて、すっきりした味わいです。
黒豆入りのケーキに甘すぎないクリーム、ラ・フランスとベリーの爽やかさは絶品。
しかし、帰りには行きよりお腹が苦しくなっていることに気づきました。
なんのための散歩だったのだろう・・・。
『ひまわり』
視聴中の連ドラ『歌姫』と設定が似ている・・・ということで、借りてみました。
舞台は第二次大戦後。
イタリア女性・ジョヴァンナは、ロシア戦線に連れていかれたまま行方不明になっていた夫が、
シベリアで現地女性と結婚していることを知ります。
ジョヴァンナがアントニオの住んでいるらしい家を訪ねる場面。
新しい妻はひと目見て、彼女の素性を悟ります。
確かめる言葉はなく、ただ家に招きいれ、その横で服を汚した子どもを叱ります。
ただじっと見つめるジョヴァンナの目には涙。
子どもを奥へ入れて戻ってきた妻の目にも涙。
両女優の白眉の演技といえるかもしれません。
ジョヴァンナにとって、夫が生きていたことが、果たして幸せだったのかどうか、はかりかねます。
「生きている」と信じて向かったロシアですが、
本当は、「生きていなかった」証を見つけたかったのかもしれません。
「生きていた」現実は容赦ないもので、
ジョヴァンナは生きていた夫と再会した瞬間に電車に飛び乗り、故郷へ戻ってしまいます。
アントニオは、ジョヴァンナと会うためにイタリア行きを決意します。
もしかしたら、そのまま戻ってこないかもしれない夫を、「待っている」と微笑んで見送る妻。
一方ジョヴァンナは、ミラノに転居し、新しい夫と子どもと暮らしていました。
「一緒になろう」というアントニオの愛を拒絶し、今の生活を守ることを伝えます。
過去、同じようにロシアへと発つ夫を見送った駅のホームでたたずむジョヴァンナ。
愛と戦争に振り回された胸に去来するものは、なんだったのでしょう。
オープニングは一面のひまわり畑。
そして、劇中でも、ロシアへの旅の途中、車窓の風景として出てきます。
一見、平和の象徴のように見えますが、
実はその下には国籍関係なく、たくさんの兵士たちが眠っているのでした。
ひまわりは悲しみの墓標なのです。
命は助かったものの、戦争の犠牲となってしまったジョヴァンナとアントニオ。
アントニオの新しい妻もまた、満たされぬ悲しみを背負うことになった犠牲者といえます。
戦争が引き裂いた愛の悲劇ですが、
それと同時に戦争の壁をも超えてしまう愛の強い力を感じた一作でした。
評価:★★★★★(4.5)
『機関車先生』
瀬戸内海に浮かぶ架空の小島へ赴任してきた、言葉を話せない若い臨時教師。
子どもたちは彼を「口をきかん先生」=「機関車先生」と呼びます。
穏やかな校長、ヨソ者を好まない網元、飲み屋の若女将、下宿の産婆、
この島から駆け落ちした彼の母親を許していない祖父など、
さまざまな島の人間たちに囲まれて、自然と光にあふれた映像とともに、
機関車先生と子どもたちのひと夏が描かれます。
自由闊達ながら、時折揺れを見せる子どもたちは個性豊かでした。
しっかりしたお姉さん、機関車先生に淡い恋心を抱く絵の上手な女の子、
科学好きな坊ちゃん、父を海難事故で亡くす少年、天真爛漫なチビちゃん、などなど。
よくある「昔の田舎の理想っ子」ですが、やはり女の子が強い。
展開は非常にベタベタで、ラストも予想どおりですが、
子どもの涙には、やはり弱いですね・・・。
いっさい台詞のない主役は坂口憲二。
表情だけで演技しないといけない難役でしたが、
ま、正直荷が重いというか・・・。
脇が堺正章・倍賞美津子・伊武雅刀と名優がそろっているだけに、少し軽さが目立ってしまいました。
評価:★★★☆☆
『分身』
この本を読んだのはちょうどクローン羊ドリーが話題になった時でした。
文庫本でしたから、それよりもずっと前に書かれていたわけです。
新潟の地震で高速増殖炉の耐震性が騒がれましたが、
あれも『天空の蜂』ですでに問題視していましたから、作者の先見性には驚くばかりです。
ドリーの誕生から次々に研究が進み、クローン動物が生まれてももうめずらしくない時代になり、
民間人も手に入れられるようになりました。
どこかの外国では、死んでしまった飼い猫のクローンを作ってもらって喜んでいた女性がいましたが、
本当にうれしいことなんでしょうか?
遺伝子が同じであることになんの意味があるのでしょう。
まったく同じに成長しても、人格がある限り同じではありません。
ミーコやマイのクローンが現れたら生き返ったようでうれしいけれど、
決してもとのふたりではないことがわかっているから、なお悲しいと思います。
クローン研究は難病治療に不可欠であり、いずれ不治の病がなくなればいいとは思いますが、
鞠子や双葉のような悲しみを背負う命は生み出してはならない。それを強く感じる作品でした。
『あの頃僕らはアホでした』
当時は『変身』『分身』のようなシリアスミステリーばかり読んでいたので、このギャップには驚きました。
とにかく笑えます。
私と作者の育った時代には20年の乖離がありますが、大阪という町は基本的には変わらないのです。
といっても、私の故郷は作者の地元よりはるかに治安は良い(ハズ)ですし、
小5・6年時の担任は給食をいっさい残すことを許さないという方針の持ち主でしたから、
作者の教室のように残飯を出すことはできなかったです。
袋に余ったマーガリンは吸わされましたし、
お椀のふちについたおかずもシチューだろうが煮物だろうがパンで拭わせられました。
今でも忘れられないのが、食べ終わってゴミ箱に入れたりんごを「まだ食える」と拾わされ、
クラスメートの同情の視線を浴びながら席に戻り半泣きで食べたことですかね。
食べ物を粗末にしないという教育も大事ですけど、子どものプライドとかは無視ですか。
まあそんなことはどうでもいいのですが(教師の悪口になると指が滑る・・・)、
とにかく最初から最後まで、抱腹絶倒間違いなしです。
子ども時代って、やることも知ることもなんでもおもしろいものですが、
大人になると全部忘れちゃうんですね。
なのにひとつひとつをはっきりと憶えているのはすごいです。
私もウルトラマンは好きでしたが(もちろんその時にはすでにウルトラ家族)なにも憶えていませんから。
あとF大は全然馬鹿ではありません。
『怪笑小説』
「鬱積電車」そうそう、そのとおり。こんなクスリが開発されたら、誰も電車には乗れません。
「逆転同窓会」本当に、作者も教師が嫌いなんですね。行間からヒシヒシ伝わります・・・。
「超たぬき理論」短編ながら、作者の話巧者ぶりを感じることのできる秀作です。
「あるジーサンに線香を」これを祖母の通夜中に思いついたというのは、賛否両論でしょうけど、
そういうふうにからりと見送ってもらう人生も、なかなかいいのかもしれないと思いました。
・・・つづく
NOEL ノエル
豪華なキャスティングのわりに、パンチの弱い映画です。
監督/チャズ・パルミンテリ
出演/スーザン・サランドン、ペネロペ・クルス、
ポール・ウォーカー
(2004年・米)
クリスマス・イブのニューヨークの町は華やかです。みんな幸せそうに町を歩いています。しかしそうではない人たちもいます。認知症の母親の看病と仕事だけの生活を送るバツイチ独身中年女性のローズ。もうすぐ結婚だというのに自分の婚約者が美しいからとすぐに浮気を疑う警官のマイクと、その嫉妬深さに悩むニーナ。妻と好みが一致しているという理由だけで、マイクを自分の先立たれた妻の生まれ変わりと信じ彼につきまとう老人アーティ。自分が子どもの頃に入院した時の病院主催のクリスマスパーティが楽しかったことを忘れられず、入院を画策するジュールズ。そしてローズの元にやって来た不思議な男チャーリー。そんな彼らが、クリスマス・イブの夜に、小さな奇跡に出会います。
豪華なキャスティングですし、話は僕の好きな群像劇っぽいので、けっこう期待して見たのですが、そんなに面白くなかったですね。よくまとまってはいるんですけど、ちょっとあっさりしすぎている映画です。おそらく1カ月ぐらいたったら僕はこの映画のストーリーをほとんど覚えてないでしょう。それぐらいパンチの弱い映画ですね。
しんみりとした、ちょっと切ない感動を与えるために、あえて表現を抑えて静かな映画にしようという監督の狙いは分かりますよ。しかし、30の既婚の男が見て、感情移入が出来る映画ではないですね。僕が彼女もいなくて1人ぼっちだった頃のクリスマスの夜に、この映画を1人で見たら、ちょっとは感動してたかもしれないですけど。
この映画のテーマは、「みんな孤独じゃないんだよ。」そして、「幸せはすぐそこにあるんだよ。」ということでしょうからね。つまり、自分が孤独だと悩んでいる人は、心を開けて、少し他人に対して素直になればいいだけですし、自分が不幸だと悩んでいる人は、幸せはすぐそこにあるのにそれをまっすぐ見ていなかったから気づいてないだけということなんです。
だから、寂しさを感じている時に見るといい映画なんですね。設定がクリスマスの夜というわりに、男女の恋愛を前面に押し出していないですし、決してカップル向きの映画ではありません。僕は、総体的に自分を見て幸せとは言えないですが、今は寂しくはないですしね。
あと、群像劇とはいうものの、登場人物が少ないのが物足りないですかね。それもほとんどローズ、マイク、ニーナの3人が中心の話です。この3人を演じるスーザン・サランドン、ポール・ウォーカー、ペネロペ・クルスは売れっ子の人達なので、その3人を見たくてこの映画を見る人が多いから出番を多くしてるんでしょう。僕はもうちょっとごちゃごちゃした話の方が好きですけどね。
点数は★4ぐらいですね。まあイマイチの映画です。終盤のアーティの病室のくだりや、チャーリーが部屋に首飾りを忘れていったことで、ローズが真実に気づくところなんかは、心温まるいいエピソードだと思いましたけど。
ちなみに、この映画でチャーリーを演じる役者は、サプライズということで名前が伏せられていて見ないと分からないようになっています。これで実際見ても名前が思い出せない人が出てきたら困りますが、誰が見ても分かる大御所でしたね。この人だったら納得です。
<NOEL ノエル 解説>
スーザン・サランドン、ペネロペ・クルス、ポール・ウォーカーら、ハリウッドの人気俳優らによる、クリスマスの奇跡を描いた感動作。俳優としても知られるチャズ・パルミンテリ監督が、最もクリスマスが似合う街ニューヨークを舞台に、人のぬくもりと愛の素晴らしさを問いかける。ペネロペ・クルスが下着姿で歌って踊るシーンは、セクシーな上にかわいらしい。
クリスマスのイルミネーションが美しく飾りつけられたニューヨークに、それぞれに悩みを抱えるローズ(スーザン・サランドン)、ニーナ(ペネロペ・クルス)、マイク(ポール・ウォーカー)がいた。
サイレン FORBIDDEN SIREN
それだけはやめてほしかったと思う残念な終わり方です。
監督/堤幸彦
出演/市川由衣、森本レオ、田中直樹
(2006年・日)
1976年に、全島民が消失するという未曾有の大事件が起きた「夜美島」という島に、病弱な弟の静養のためにフリーライターの父と家族3人で引っ越してきた由貴が主人公です。その島に到着した由貴達を見る島民達の視線は何ともいえない不快なものでした。そして、由貴の隣の家に住む怪しい女からは、「サイレンが鳴ったら外に出てはだめ。」という気になる忠告を受けます。それが、由貴が直面する恐怖の始まりでした。
この映画は、ストーリーというか最後がしっかりしていれば、たぶんいい映画だと思うんですね。この映画の最大のウリであろう音響という点では僕は映画館で見ていないので何とも言えないですが、それ以外の面でもこの人は見せ方、盛り上げ方が上手いなあと思いましたね。民家のたたずまいや謎の宗教施設など島全体が謎めいた独特の雰囲気を醸し出していて、映画の世界にじわじわと引き込まれていきます。全体の構成、テンポなんかもいいですから、中盤からヒロインにだんだんと迫って来る恐怖や、終盤の襲撃、逃亡のシーンなど、かなりの緊迫感と迫力がありました。
そういえば昔これと似たような映画を見たことがありました。洋画なんですが、デビッド・フィンチャー監督で、マイケル・ダグラス主演の「ゲーム」という作品です。この映画もスピード感があって、スリリングな展開で、最後の最後までハラハラドキドキさせるんですが、最後は「オイッ!」と思わず言ってしまうような終わり方です。しかし、落ち着いてよく考えてみると、「これはこれで大きな矛盾があるわけではないし、まあこういうのもありやな。『セブン』の後にこんな映画を作るなんで、さすがデビッド・フィンチャーだな」と思わずニヤけてしまうようなしてやられた感があって、決して悪い作品ではないです。しかし「サイレン」の方はそれだけはやめてほしかったという残念な気持ちだけが残るどうしようもなく陳腐な終わり方です。
ちなみに、オチの後の本当のクライマックスにまたどんでん返しみたいなものがあるんですが、それがどうでもいいと思えたぐらいこのオチで力が抜けましたね。それまで真剣に見ていた自分がアホに思えてきました。島民の奇妙な儀式、謎の赤い服の少女、人魚伝説、パソコンに残された映像などの数々の謎は、いったい何だったんだよということじゃないですか。すべてほったらかしですからね。このオチだと説明する必要もないのかもしれませんが。
このオチだとあまりにもあんまりなので、もしかすると僕は重大な解釈違いをしていたのかもしれない、この映画はもっと深い別の解釈ができるかもしれないと思い、色々見終わった後も考えましたよ。しかしどっちにしろこの映画は色々な謎についてあまりにも説明不足なので、あくまで想像の域は出ませんでした。
しかしこの映画は間違いなくオチが理由でしょうもない映画のレッテルを貼られていると思うし、そんなことは作り手側も想像つくはずです。それだったら、ゲームのストーリーをそのまま持ってきてくればいいと思うんですけどね。僕はゲームの方はまったくやったことないですし、どんな話かもまったく知らないですが、映画化されるほど人気が出たということは、間違いなくこんな終わり方の話じゃないと思いますし。
というわけで、この映画はラストにいくまではすごく面白かったんですけど、ラストがあまりにもダメなので、そこで評価がガクンと下がって★は3としときます。やっぱりラストがダメな映画は、どう考えても印象は良くないですね。
あと、森本レオとココリコ田中は演技力うんぬんというよりもホラー映画には出したらダメでしょう。この2人が何しようが全然怖くないですし。
国内外で大ヒットした同名ゲームを題材に「ケイゾク」「トリック」の堤幸彦が監督した新感覚スリラー。映画初主演の市川由衣が、29年前に謎の失踪事件が起きた島で怪現象に巻き込まれる少女役に体当たり演技で挑み、森本レオ、ココリコの田中直樹、阿部寛ら個性派キャストが脇を固める。物語の鍵を握るサイレンの“音の恐怖”に着目したほか、その謎を追う顛末で明らかになる「衝撃の3回転結末」など斬新な展開に圧倒させられる。
1976年、ある島で全島民が突如消失する事件が起きる。事件から29年後、その島に家族とともに引っ越してきた天本由貴(市川由衣)は、隣人(西田尚美)から“サイレンが鳴ったら外に出てはならない”との警告を受ける。