| MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
頭も体も顔も、洗うのは石けんひとつで済ませる生活にしてから早幾年。
いろいろなメーカーの純石けんをあれこれ試していますが、たいていシャボン玉浴用か白雪の詩。
ずばり、安いから。
しかしそればっかりではつまらないので、たまに「通販の送料無料まであと○○円!」な時に、香りつきやオイル入りのも買ってみたりします。
今回お試ししたのは、
パックスナチュロンといえばキッチンスポンジでも大変お世話になっているので、安心して使い始めたのですが・・・。
荒れた・・・( iдi )
石けん生活になってから無縁だった、頬や首の円形ガサガサ症。
最初は食生活かな? 運動不足かな? 枕カバーかな? と、自堕落になりかけている生活改善をあわてて見直したのですが、いっこうに治らない。
最近変えたといえば、石けんだけ・・・。ま、まさか!? とようよう成分を見てみました。
【石ケン素地、ハイブリッドヒマワリ油、ホホバ油、トコトリエノール、ローズウッド油、 ラベンダー油、ティーツリー油】
うーむ、この中で真っ先に怪しいのはトコトリエノール。
調べてみると、何らあやしいものではございません。抗酸化作用のあるビタミンEで、サプリメントにも使われています。ううむ、やはり自分自身の問題か? と思いつつ、さらに調べると・・・。
「ごくまれに、発疹などのアレルギー症状があらわれることがあります」
Σ(・∀・|||)
さらにこんな記述も。
「トコトリエノールの化粧品成分の用途は『口腔ケア剤、紫外線吸収剤』です」
化学的分析は難しくて理解できなかったのですが、トコトリエノールは化粧品成分に書かれる「紫外線吸収剤」には含まれないようです。
ただ、よくよく思い出してみると、この円形ガサガサ症は、紫外線吸収剤の入った日焼け止めを塗った時に出た症状とまったく同じなのです。最近は吸収剤不使用のベビー用を使っていたので、すっかり忘れていました。
不思議なのは、少し前にも同じソープシリーズの無香料を使った時には、何も出なかったこと。ゆえに、香料が原因である可能性も捨てきれないわけですが・・・。
とにかく、この石けんが使えないことは確かです。
ローズウッドはもうすぐ生産中止になるという、貴重品なのに~。
まだほとんど使っていないのに~。
タンスの中に入れるくらいしか、使い道がなさそうです。
昨日の東京マラソン。
オリンピック選考会を兼ねているとあって、朝からさっそく中継を点けました。
もちろん、ミーハーは川内さんの応援さ!
といいますか、他の選手をよく知らなくて。
マラソンといえば(マラソンだけではないけれど)ここ数年、すっかり女子の方に話題が集中しているせいか、世代交替についていけない感があります。オリンピックの年にしか注目されないからかもしれませんが。
結果は、残念でした。
少し前のインタビューでは、「オリンピックに出るよりも、すべてのマラソン大会を制覇することが夢」と欲のないことを仰っていましたが、今年に入ってからははっきりと五輪目標を掲げておられました。
周囲の期待が市民ランナーをその気にさせたのでしょうか。
有名になればなるほど、やりにくいこともあったに違いありません。心ない中傷も存在したようです。実業団に所属していれば、企業が守ってくれたでしょうに。
専門的なトレーニングを積んでいれば、苦手な給水ポイントも克服できていたかもしれません。
ただ、彼が公務員という職業のかたわらで走ることを選んだのは、実業団で得られるのが良い部分だけではないことも知っていたのでしょうね。
優勝した藤原新選手も、実業団をやめて無所属で参加したランナーのひとりです。
彼らの活躍が、一流のランナーになるにはあたりまえのように企業に入ってトレーニングを積むという、今までの法則を、どんどん覆していきそうです。
マラソン界の勢力図がそっくり塗り替えられる日も近いのかもしれません。
歴史の深い競技には伝統の重みがある一方、ある種の枷がはめられてしまうことも避けられない事実です。
しがらみと新たな潮流、なんとかうまく調和していけないものかと、部外者は思います。
それはまるで、まだ肌寒い都会に春の風を呼び込むような疾走でした。
しなやかに大地を蹴る足、黒いユニフォームさえ鳥のように軽やかで。
その翼は海を越えて、ロンドンまで羽ばたいていくでしょう。
夏、その達成感に満ち溢れた爽やかな笑顔を再び見られることを願います。
待ちに待った続編スペシャル!
・・・なのですが。
なんだか、
「あー。学生時代に夢中になった、あの『必殺仕事人』はもう二度と甦らないんだなあ・・・」
と、少し切なくなってしまいました。
別に役者がジャニーズだからといって、批判する気にはなりません。ヒガシも松岡くんも、田中聖くんも、日常に対して少し斜に構えた姿勢はいかにも仕事人らしく、その雰囲気を絶やさず守っていると思います。
ですが、番組としての全体的な作りが、視聴者を選んでしまっているような・・・。
主演三人は、嵐とかキスマイなんちゃらとか(よく知らない)、いわゆるジャニーズの先頭を切ってアイドル街道を走っている人たちではない(と思う)ので、必ずしも若い層を限定対象とはしていないのでしょうが、ヒロインに今上がり目の剛力彩芽を持ってきたり、ムチャな時代考証はともかくセリフ回しや言葉づかいがますます時代劇風でなくなっていたり、どうも『必殺』オールドファンを差し置いて若い層におもねった作りになっていたように感じてしまうのです。同じ脚本家なんですよね・・・?
一人二役とその伏線の使い方、はじめて悪人を演じたという高橋秀樹は若くない層にも見ものの材料でしたが、この熱演が浮いていたようにも感じてちょっと哀れでした。和久井映見も貫録が出てきて、この二人の対峙は重厚感がありました(しかし平城宮跡の大極殿をロケに使うのはムチャやで・・・)。
流行の俳優を使うのは構わないのですが、ヒロインに入浴シーンやひざ下あらわなどはいささかサービス過剰かと。いくら時代劇とはいっても、大店の娘の言動や行動とは思えず違和感ありありで、ちょっと萎えました。
ヒガシが襟巻をして仕事に脇差を使ったシーンのBGMは、中村主水でした。
「あー。主水はもういないんだなあ・・・」
と、ますます切なくなってしまいました。
昼行燈と仕事人の二面性も上手だし、所作にも厚みがあって、ヒガシももう立派な『必殺仕事人』の顔なのですが、やはりいかようにしても、カッコエエもんはカッコエエ。
中村主水、といいますか藤田まことは、仕事人としての刹那的な生きざまが全身から滲み出ていて悲哀があり、とにかくシヴかったのですが、ヒガシはカッコエエだけになにか物足りない気がするのです。カッコエエことがマイナスになることもあるんですねえ・・・。
仕事人同士が家を行き来してやたらつるむのも、やはり「絆」押しする時代の流れでしょうか。
まあ、これはこれで、新しい『必殺』として、これからも楽しんでいきたいと思います。
(でも最低限脚本と演出はシッカリしてほしい・・・)

妻夫木聡という俳優の評価には、いつも悩みます。
はじめて観たドラマ『リミット もしも、わが子が』では、女教師と彼女の二股をかけたうえに幼児誘拐に加担する屈折した高校生を演じていて、「これはすごい新人だ!」と感動さえ憶えたのですが、『ブラックジャックによろしく』では原作が良かっただけに物足りない演技でした。
『ジョゼと虎と魚たち』や『約三十の嘘』の存在感は素晴らしかったのに、『天地人』は「論ずるに値しない by原監督」でした。
最近では『悪人』(未見)の評価が非常に高いようです。CMでののび太も好演です。
結局この俳優は、役に対して非常に向き不向きが激しいのだと思います。
さてこの『憑神』なのですが、結論から言うと「がっくり」の方でした。
とはいえ、妻夫木くんのせいだけではありません。原作が浅田次郎ということで、おそらく「ハズレ」の題材ではないでしょう。幸運を得るお稲荷さんに参ったはずが、酔いのまぎれに間違えて災いの神を招きこんでしまうというありふれた漫画チックな導入と、生き方を探る若い武士、動乱の時代という設定をうまく混ぜ込んで、笑いと悲哀、一種むなしさにも似た感情さえ生まれる、まるで『陽だまりの樹』のように、さまざまなエッセンスを盛り込んだ非常に贅沢な作品であると思います。原作は。
しかし2時間近くかけてたどり着いたラストに、ちぐはぐ感は否めませんでした。三種の神はそれぞれ魅力的ですが、シーンの統一感がありません。佐藤隆太に佐々木蔵之助、夏木マリなど個性的な俳優をキャスティングするのはいいのですが、描き込み不足でもったいない。歴史背景は著名な人物を登場させることで説明に変え、主人公の人生を完結させるための舞台装置にしかなっていません。ラストシーンは何故必要だったのか甚だ不思議です。
いっそ『どろろ』のように、時代設定を無視したファンタジーにすれば良かったのにと思います。榎本武揚や勝海舟という歴史上の人物を登場させなくても、なんとか成立したのではないかと。(しかも勝は坂本龍馬と口調が違うだけの完全なるミスキャスト)
妻夫木くんは、まあまあ頑張っていたと思います。ちゃんとした武士の姿は『天地人』以来ですが、あれよりもハマっていてナンボほど見がいがありました。滑舌の悪さはいかんともしがたいですが・・・。若さゆえの苦悩する姿はやはり適役なのだろうと思います。ですから、最後死神に憑かれて以降はあまりハマっていませんでした。
予告でのドタバタ喜劇のイメージが強く、ちょっと期待が大きすぎたようでした。
主人公が決死の地と定めたのは上野寛永寺ですが、そういえば『陽だまりの樹』の万二郎が命を落としたのも上野でした。戊辰戦争といえば箱館や会津が多く語られますが、多くの若い隊士がたった一日にしてあたら命を散らした上野彰義隊の悲劇も捨て置けない歴史的事象であったと思います。杉浦日向子『合葬』は今でも表紙を見ただけで涙があふれてきます。
『陽だまりの樹』は春からBS時代劇でドラマ化されるので、今から楽しみにしています。この映画で主人公の妻を演じた笛木優子がお品役ですが、薄倖のイメージが続くようで(『さくら心中』はともかく・・・)。陶兵衛を誰が演じるのか気になるところです。
評価:★★★☆☆