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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)

毎月10日くらいに、恐怖の

 

「コトン」

 

がやってきます。

 

そう、ガスと電気の請求書・・・。

 

検針が終わると、ドアの郵便受けに明細を入れていくのです。

ドアからリビングは一直線。

ちょうどその時間帯、テレビを消していることが多いので、いつもその「コトン」が意外に大きく響いてビビリます。

もちろん、そこに書かれている数字も恐怖なわけですが。

 

おそるおそる郵便受けに手をつっこんで、取り出してみると・・・。

 

Σ(OoO;)Shock!!

 

いや、知ってたけどね、値上がりするって・・・。

でも、去年より2000円もUPするなんて・・・。

使用量は変わらないのに・・・。

 

とにかく、右を見ても左を見ても、値上げ値上げ値上げの嵐。

電気もガスもスーパーも税金も、なんだかどさくさにまぎれていろんなものの値段が上がっているように思うのは気のせいでしょうか。もちろん震災だけでなく、猛暑や豪雨などいろいろありましたからそれぞれに理由はあるのでしょうが・・・。

 

家があって家族が無事で健康で、それでも今までのように生活していくことはできない。

漫然と生きていると、こうして時々頭をガンと殴られたような衝撃に遭い現実に引き戻されます。

何もないあたりまえの日常の連続では思考はただ鈍麻していくだけだけれど、刻一刻と姿を変えていく世界の因果律の中に生きる自分自身は、その変化を感じ取り考えながら生きていかなければいけないのだなあと。

 

とはいえ感情的に納得いかないことが多いのもまた事実です。

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インフルエンザが流行っているようです。

いまだにインフル未経験です。

旧型も新型も、流行るたび毎日世間を賑わせているというのに、かかりません。

 

歳をとったせいか、風邪はしょっちゅうひくようになりました。

が、歳をとったせいか頭痛やだるさや微熱だけで、それ以上にはなりません。

寝込めません。

たまには寝込みたいわと思いながらも、動かざるをえません。

損した気分・・・。

寝込んだら寝込んだで、もう二度とこんなのいやだと思うに決まっているのですが。

 

納豆を毎日食べる習慣はなくなったのですが、ヨーグルトは続けています。

もちろんR-1(最初はピン芸人の日本一を決めるアレかと思った)ではなくただのプレーンヨーグルトですが。

そのおかげかな?

 

いずれにせよ、病気になったら堂々と休めて看病もしてもらえた幼少期が懐かしいです。今寝込んだらどうなるのかなあ・・・。

ひさ~しぶりに、朝のJRに乗りました。

ドアが手動になってるう!

 

奈良駅でしばらく停まっている間、ずっと開きっぱなしだった時は、車内が本当に寒かったのです。

それでも平日は混んでいるため、発車するとすぐに暖房が効いていたのですが、がらんがらんの土日の早朝となると、それはもう極寒地獄。

下手をすると次の駅まで車両に自分ひとりだけということもあり、ドアが開くたびに暖気が逃げて冷気が混入。結局難波に着くまで満員にならないので、外気とほとんど変わらない車内温度のままガタガタ震えながら眠ることもできず。ツライ土日出勤でした。

導入がいつからなのかはわかりませんが、ありがたいですね~。なぜもっと早く・・・(´;ω;`)

 

それから、奈良駅構内にいろいろできるようです。

改札と反対側のスペースがいつまでたっても工事中なので、いつまでかかってるんや何で1300年祭に合わせとかへんねんと気にはなっていたのですが、ようやく全面改装完成のようです。

カフェやら、本屋やら、マックスバリュやらが入るとか。イオングループの躍進はすさまじいものがありますなあ。

 

引っ越してきてまだ10年にも満たないのに、奈良の街もずいぶん様変わりしました。

JR奈良駅にはじめて来た時はまだ学生でしたが、旧駅舎の改札にいる駅員さんの姿はまるで懐かしの風景写真に出てくるような趣で、京都とはまた違った古都の雰囲気でステキだなあとしみじみ感じました。まさかそこに住むことになろうとは思いもしませんでしたが。

三条通の開発も進んで、道路が広くなったのはいいけれど、観光スポットの真ん中にマンションができるというのは、少し淋しい気もします。映画館が潰れたのも痛いし・・・。

 

なんにせよ、街が発展するのはいいことだと思いますが、マイペースな道路工事はなんとかしてほしいなあ。車だと不便なんですよ・・・。

キャタピラー

ベルリン国際映画祭において、主演の寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞したことでも話題になった作品です。

モチーフは江戸川乱歩作『芋虫』だそうですが、戦場において四肢と聴覚、声を失い「軍神」として帰還した久蔵と、その妻シゲ子の物語。

おそらく、監督がこの映画においていちばんに主張したかったことは確固たる【反戦】の姿勢だったのだろうと思います。

ストーリーの中に差し挟まれる当時の映像とラジオ音声、そして最後に提示される戦死者の数。ラストで元ちとせが歌う『死んだ女の子』は、ヒロシマで亡くなった少女の話です。

この歌が素晴らしいことは確かですが、ヒロシマと本編はかかわりなく、唐突な印象を与えられます。

映像も今現在ではテレビで到底お目にかかることのない、ショッキングなものばかりでした。

久蔵とシゲ子夫婦も相当にショッキングですが、やはり事実には勝てません。

「戦争は悲しい、恐ろしい、愚かなことだ」という監督の思いは、久蔵とシゲ子の悲惨な物語の中で充分に暗示されており、これらが少し蛇足の感を抱かせたことは残念であったように思います。

ただ、この映画が本編だけであったなら、不快感や薄気味悪さにも似た、早く記憶から抹消したくなるような後味が残ったことは確かです。

 

男は、浮気や風俗の体験は自慢げに語るくせに、夫婦の閨房の話は一切他言しようとしません。私は男ではないからわかりませんが、どうやら話したくないようです。聞きたくもないそうです。AVにも夫婦ものなどというジャンルは存在しません。勝手な想像ですが、おそらくそれは浮気や風俗と違って、家族としての営みだからではないかと思います。

つまり、子孫を繁栄させるといういかにも動物的な本能に従っての衝動であり、心をときめかせるような甘い言葉もなければ新しい感動もなく、恋だの愛だのスリルだの、交合に対して人間だけが求める興奮もない。

「食べて、寝る」。そして「交わる」。動物だった頃から変わらぬ人間の欲求を発散している現場を垣間見ても、自分も同じ動物であることを思い知らされるだけで、愉快になれないのは自然なことかもしれません。

だからこそ、食べて寝て交わる「だけ」の生活を送る久蔵の姿を見せられ続けるのは、非常に苦痛な時間でした。

 

戦争によって変わってしまった久蔵。

しかし彼が出征前、シゲ子にとって良き夫であったかといえば、決してそうではなく、シゲ子は毎夜「石女」と罵られ殴られ犯されていました。その頃から久蔵は、シゲ子にとって「食べて、寝る」そして「交わる」だけのキャタピラーだったのかもしれません。

ただ、本当にキャタピラーになってしまった今は、力で征服されることなく、シゲ子の思いのまま。

四肢のかわりに得た勲章。いつの間にか、それらは軍神・久蔵の軍服ではなく、子を産まぬ非国民からうってかわって「献身的に夫を介護する日本女性の鑑」と崇められるシゲ子の胸に光るようになる。

腕力と軍神様の威光によって妻を屈服させていた久蔵はシゲ子に支配されるようになってはじめて、四肢とともに失っていたある記憶を呼び起される。

その苦しみをシゲ子は知らない。のたうちまわる久蔵を貶めて嘲笑う。

妻なら、夫の苦しみに寄り添ってやるべきではないのか。

夫なら、妻に感謝し今までの暴虐を謝罪すべきではないのか。

そんな薄っぺらい建前論では語れない。愛だの憎しみだの、ここには一切の感情も生まれていない。

観ている側としては、人間だから、本当はそこに愛が欲しい。

この絶望的な夫婦にも、最後には愛が生まれるのではないかと、実はほんの少し期待していました。

でも、そんな時代ではなかった。

終戦が訪れても、ふたりのそれぞれの戦いに本当の終わりは来なかった。

最後まで、そこに愛はなかった。

人が人を殺してもゆるされる、戦争。

生まれいでて生かされるべき命が容赦なく見知らぬ誰かの手によって奪われていくのが戦争。

人でしかない人が、神と崇められるのが戦争。

愛のない夫婦が愛を得ることなく続けた夫婦生活、

それは互いに戦争の孕む狂気によって繋ぎとめられていただけだったのかもしれない。

8月15日。あらゆる意味での解放の日が来ても、そこに救いなど存在しない。

それこそが、戦争がもたらした傷あとなのかもしれない。

評価:★★★☆(3.8)

近所に新しいラーメン屋ができていて、しかも評判だったなんてまったく知らずに半年以上を過ごしていました。

前はなに屋さんだったかなあ。

 

《麺人 ばろむ庵》

・・・どこかで聞いたようなネーミング。

お昼過ぎ、入店。食券を買います。まずはベタに新中華そばを注文。

新しいからか、きれいな店内です。内装もラーメン屋っぽくなく色調がシンプルで、センスを感じます。店主と奥さんふたりで切り盛りしているのだとか。きっと奥さんのセンスがいいんだろうな(って、ご主人の考えだったら申し訳ないけれども)。

ラーメンが出てきました(写真を間違って消してしまった( iдi ))。

まず目につくのは麺の上にのっているベビーリーフです。ちょっとめずらしい。カウンターにはブラックペッパー&ピンクペッパーとハラペーニョオイルが置いてあり、ちょっと「昔からのラーメン屋」とは違った雰囲気を醸し出していましたが、こんなところにも違うセンスを感じます(奥さん・・・か? ご主人か?)。

そしてメンマがデカイ!

午前中に歯を治療してまだ麻酔が完全に切れていなかったので、噛み切れるかどうか不安だったのですが、隠し包丁のおかげで大丈夫でした。

麺は太くて粉っぽく、濃厚だけどあっさりスープとからんで食べごたえがあります。

「まぜそば」も試してみたいなあ。

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