着物

昨日は成人式でしたね。

朝から晩まで仕事で詰めていたので、

振袖姿の新成人を見ることはなかったのですが、

さぞかし街は華やかだったのでしょう。

 

私が成人式を迎えたのは8年前、もちろん1月15日だった時代ですが、

美容院の予約を取るのが遅くなり、ヘアメイク開始がなんと朝4時！

カーラーを巻いてサザエさんみたいな頭のまま着付けをされ、

鏡に映った自分の姿にゲラゲラ笑った、ハイテンションの夜明けでした。

 

振袖は、姉のお下がりでした。

9歳も年が離れているので、当然流行からははずれています。

みんなさっぱりした柄のものを着ているのに、

自分だけ古めかしい華柄なのが、ちょっと嫌でした。

 

振袖はその後、大学の卒業式で着ましたが、

結婚してしまったので、もう着ることもないでしょう。

姉と私合わせても、10回も使っていません。もったいない。

さすがに、現在7歳の姪に着させるのはかわいそうですし・・・。

 

私の知人は、振袖を買う時、袖を切っても使えるようなものにしたそうです。

母や姉に、そういう知恵が回っていればなあ。

といっても、日常生活で着ることはまずないでしょうけども。

 

昨日の仕事は、ちょっとしたパーティだったのですが、

すっきりと着物を着こなした女性が来ていました。

着物の着方をわかっている、きりりとした立ち姿でした。

あれこそ、ジャパニーズ・ビューティですね。

華やかな振袖よりは、凛とした小紋にあこがれる私です。