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『最後のパレード』という本が話題になっているようです。
割とめずらしい方かもしれませんが、ディズニーランドに行ったことがありません。
人ごみが嫌いで電車で15分の鶴見花博すら連れていってくれない両親ですから、
ディズニーランドなぞ夢のまた夢でした。
(そのくせ孫は連れていった・・・)
友達の思い出話を聞きながらふてくされた幼少時代を過ごし、
社会人デビューを果たすべくせっせと歩き回っていた就職活動時代のことですが、
とある会社の面接中、「ディズニーランドへ行ったことがありますか?」と訊かれました。
受験者3人の集団面接でしたが、行ったことがないのは私だけ。
「じゃあ、この質問はやめておきましょう」と面接官はすぐに次の質問へ。
なんだか気になるけど気にしている暇はない、ああ答えればこう返される、いわゆる圧迫面接の1時間で、終わった時にはヘトヘト。
まあ、それがどういうわけだか内定をいただいた今の会社なわけですが。
入社してから発覚したのですが、その質問は、「あなたをディズニーランドのアトラクションに譬えると何ですか?」だったそうなのです。
そんな質問をするくらいですから、その面接官(人事課長)は、年に何度も足を運ぶほどの大のディズニー好きだったのです。コワモテで大柄の、ディズニーとはまったくかけ離れた・・・いえその・・・。
ちなみにその会社の研修は、ディズニーランドは目と鼻の先の幕張だったのですが、当然ディズニー体験はありませんでした。
その課長さんは我々の入社ほどなく、体調を崩されて退職されてしまいました。
今でもやはりディズニーランド通いは続けてらっしゃるのでしょうか。
いつか私の夢がかなった時は、答えられなかったあの質問の答えを考えてみたいと思います。
でも一生かなわないような気がするなあ(T_T)
いやー、マー君は本当にスゴイ!
甲子園を沸かせたのは、つい3、4年前のことなのに、
こんなにすぐプロでエース級になるとは、思いもしませんでした。
岩隈もいるというのに、ふたりもエースを抱えるなんて楽天はズルイ!(笑)
ところで、3試合連続完投勝利というのは10年ぶりということですが、
その10年前に記録を打ち立てたのは、なんと当時日ハムにいた「金村暁」なんですよー!
いつ帰ってくるの、金村ー!
ずっと行ってみたかった、《酒処 蔵》に行ってみました。
文字通り、有名呉服店の蔵を改装したお店です。
ドラマ『鹿男あをによし』では、玉木宏と綾瀬はるかが明日香村を訪れた帰りに行った店として使われていましたが、実は奈良駅から歩いていける場所にあります。
蔵だけあって狭い店内、コの字のカウンターだけ。それもきゅうきゅう。
運よく、入口すぐの席だけが空いていました。すみません、と詰めてもらって確保。
カウンターの中には、おでんが湯気をあげています。
完全に、呑む店です。食事はすべておつまみ系。
おでんを頼むと、目の前にあるのですぐに出てきます。具がデカイ!
でも、おいしい!
焼き鳥は串でなく、お皿にのって出てきました。濃い~色。でも味は濃くありません。
山椒がピリリと効いていて、これもおいしい!
《名物きも焼き》とあっては、頼まないわけにはいかないでしょう。
半人前でも相当な量がありました。肝のくどさはありません。これまた山椒がきいている。
日本酒が進む進む!
そしてお客も次から次へとやってくる!
でも注文はやってこない!
名店は隠れようがないのです。
居酒屋にひとりで入る勇気はなかったけれど、ここならひとりでももう一度来てみたいです。

「好きな映画監督は?」と訊かれて、「キム・ギドクです」と答えたら、きっとキワモノ扱いされるのだろう。
でもやっぱり、好きなものは好きなのだ。
というよりも、中毒なのだ。キム・ギドクの毒にやられて病みつきなのだ。
日本では美容整形はまだまだタブー視されているけれど、韓国では日常的なこと。
とはいえ、それが問題化されていないわけではない。
そこへあえて整形する女性を題材にして映画を撮るなど、この監督はいったい何を考えているのであろうか。
しかしそういう毒が好きなのだ。
愛し合うカップル、ジウとセヒ。
でも、愛すれば愛するほど、愛されれば愛されるほど、不安にさいなまれる女ごころ。
ジウは(ギドク作品にしてはめずらしく)いたって普通の男性で、ちょっと目を惹く美人がいればついつい視線を向けてしまう。
不安だらけのセヒはもちろん敏感。
彼の心はもう自分にはないのではないか、
いつも同じ自分の顔に飽きてしまったからなのではないか。
唯一無二の愛は舵を狂わせ、笹舟は彷徨いの果て、違う顔の自分へたどりつく。
「普通の男性」であるジウは、突然行方をくらましたセヒを忘れられずにいつつも、
コンパで知り合った女や昔の友達にフラフラしてしまいますが、見えない誰かに妨害されているうちに、スェヒという美しい女性に出逢います。
実はその正体はセヒ。知らずに惹かれていくジウ。
セヒが求めていたジウの確かな新しい愛。
しかし、それは思っていたものとは違いました。
ジウが「別人である」スェヒを愛すれば愛するほど、
セヒの心は切り刻まれていきます。
淋しさに耐えきれず、整形を告白したセヒ。愛を二重に裏切られ、怒り狂うジウ。
愛ゆえに、彼もまた、「普通」のボーダーをギドク流にやすやすと飛び越えてしまいます。
愛に「絶対」はあるのだろうか。
うつろいやすい人の心はさながら海の満ち干きのようなもの。
愛に満ちれば道はなく、
愛に渇けば地を歩む。
ふたりの愛の結末は、ふつりと途切れた階段のようなもの。
それでも《TIME》は流れていく。海は満ち干きをくり返し、失ったものは戻らない。
「普通」の底流に混在していた狂気の愛。ギドク監督のひとつの主張を垣間見た気がしました。
ところで、この映画で主人公たちが何度も訪れる海辺の彫刻公園ですが、
あまりにキテレツなオブジェの数々に、「これはギドク監督が映画用に作ったものだろう」と思っていたら、実際に存在していることがわかりました。
子どもは入っちゃいけません。
評価:★★★★☆(3.5)