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先日のフィギュア世界選手権。
最終滑走だった中野選手、
私の眼にはすばらしい演技に見えたのですが・・・。
人を魅了する演技が、必ずしも得点に結びつくものではないのですね。
もちろん、金メダルに輝いた浅田選手の滑りには圧倒されました。
あれだけの転倒をしながら、最後までほぼ完璧にこなした精神力、
氷上に戦いの女神が降臨したかに思いました。
でも、その感嘆の声さえも呑みこんだ中野選手には、
どんな色でもいいからメダルを贈ってほしかったのですが。
会場から湧き起こったブーイングが救いですね。
ところで、私はキム選手が大好きです。
その理由のひとつは衣装。とくにSPは、とても個性的でした。
来季は怪我を克服して、上位常連の演技を魅せてほしいですね。
『あしたの、喜多善男』
小日向文世を主役にしたのは、正直失敗だったのではないかなあ。
当初はそう思っていました。
ただの良いひとでしかない主人公に魅力を感じなかったのです。
個性ある脇役のほうがよほど光っていました。
でもそのキャラクターの薄さは、終盤にかけての伏線でした。
ネガティブ人格と融合し、激しい怒りと憎悪に満ちた自己を取り戻した善男の演技には、
危機迫るものがありました。
善男は「ただの良い人」などでは決してなく、
現実から目をそらすために「良い人」に逃げていただけだったのです。
やはり小日向文世の確かな演技力がなければ、あの盛り上がりは出せなかったと思います。
最後、警察から出てきた元妻のみずほと向かい合い、なにかを言いかけるように少し微笑みながら、
でも結局なにも言わず背を向け歩き出す場面は白眉でした。
みずほと復縁もありかと思っていました。
それよりも大きな善男の人間愛でした。
ところで、私の予想は見事に外れてしまいました。
飛行機事故で死んだとされていた心理学者の今井雅之さんは、
岩松了演じるカウンセラーに整形して、みずほを裏で操り、
再婚相手の保険金殺人を企てたんだと思ってたんですよ。
ところがところが、今井さんがなんとナパ(タイ人)になっていた日にゃもうがっかり。
あのうさんくささ全開の岩松了がただのカウンセラーに終わったのにはさらにがっかり。
ふたりとも突出した演技力を持っているのに、
俳優さんも真相を明かされないまま収録したそうなので、ちょっと中途半端になってしまいましたね。
別離を決めた平太とリカ。
リカの朗らかな笑顔をエンディングでしか見られなかったのが残念です。
でもきっといつか立ち直ったリカが平太のところに戻ってくると信じています。
要潤はヒール(しかも小物)として新たな境地を開きましたね。
社長の椅子に座って思わず笑いを漏らす彼は小物感溢れていて、こっちが笑いそうでした。
大きな収穫はやはり松田龍平です。
最後までつかみどころなく、単純なようでひねくれた若者を好演しました。
彼以外の役者ではちょっと想像つかないです。
善男が自殺回避するラストも、謎が明かされた以上自然ななりゆきでした。
ピカピカのスーツを身にまといリュックを背負って、
力強くアスファルトを踏み締める善男の明日は、
善男に限らず、誰しもににとってこれからもずっと光に満ちたものになるに違いありません。
お天気の休日。月ヶ瀬梅林へ旅立ってみました。
JRで加茂へ行き、ワンマン列車に乗り換えて笠置を越えて月ヶ瀬口へ。
ここは京都府相楽郡南山城村。でも梅林のある月ヶ瀬地区は奈良市。不思議です。
季節限定の臨時バス(これは三重交通??)に乗りこみ、いざ梅林へ。
歩いているとふわり甘い香りが。花ではありません、焼きたてよもぎ餅。
ああ足が勝手に~ε=ε=ε=ε=ヽ(* ̄∇ ̄)ノ
エネルギー補給して、さあ! 歩きます。
徹底的に歩くつもりで観光客とは反対方向へ。
月ヶ瀬橋を渡り、梅の香と鴬の声に包まれながらひたすらずんずん。
天気がいいので気持ちいい。
一時間ほど歩いたでしょうか。吊橋(八幡橋)で川を渡って折り返します。
「とても景色のいい遊歩道」のはずなのですが。どうも季節が違うらしい。
月ヶ瀬には茶畑がたくさんありました。青空に緑がまぶしい。
しばらくして、はたと気づいたのですが、この歩道、人っ子ひとりいやしません。
もしここで行き倒れたら誰も気づいてくれへんやん!
突然走り出す私。
しかし行けども行けども車道に出ません。
それもそのはず、全長約1.4キロ。途中で力尽く私。意味がない。
ようやく元来た場所にたどりつき、今度は梅林満開コースに向かいます。
が! これがまた急勾配の登り坂! もはや登山!
走ったことを激しく後悔する私。
それなのに、さらに上の施設(ロマントピア月ヶ瀬)にまで足を向けてしまう自虐。
なにも食べずなにも買わずコースに戻ると、梅林が広がります。
犬を連れた夫婦やファミリーが散策したりお弁当を広げたりしています。
さっきのところでちらし寿司買えばよかった~。
お腹はペコペコ。途中でお茶屋さんに入り茶がゆをいただきました。
絶景かな絶景かな。
梅の品種園にはいろんな梅がありました。
名前も雅なものから?なものまで。
月影枝垂。 月の袿。 思いのまま(?)。
ところで、梅の香といえば薫の君。
生まれながらにしてかぐわしい香を身につけていたという彼ですが、
色気も素っ気もない文献には「体臭」と書かれているのでゲンメツ。
でも実際そんな人間がいたらどうなんでしょうねえ。
薫る白梅。 匂う紅梅。 うす紅は間で揺れる浮舟か。
登山で汗まみれになった体は、ひと足のばして月ヶ瀬温泉で流しました。
入浴料600円でタオルがもらえます。
露天風呂もありました。が、西日直撃・・・。
さっぱりしたあとは牛乳を飲んでひと息。
バスまでまだ時間があるので再び梅林方向へ。
おみやげは梅干しと梅そば。そして自家野菜。
スーパーだと高い椎茸もどっさりです。
で、最後に朝から気になっていた串こんにゃくにゆず味噌をつけていただきました。
そしてたれてきた味噌でコートを汚す私。
明日は間違いなく筋肉痛と思われますが、
晩御飯はたきたてご飯と焼き椎茸に梅干しを添えてほくほくです。
穴/HOLES
児童文学が原作なだけあって、大人が見たら物足りない。
監督/アンドリュー・デイヴィス
出演/シガニー・ウィーバー、ジョン・ヴォイト、シア・ラブーフ
(2003年・米)
主人公のスタンリーがある日道を歩いていると、空からスニーカーが降ってきました。運悪くその靴が盗品だったため、それを履いて歩いていたスタンリーは靴泥棒の罪で補導されます。スタンリーの祖父によると、スタンリーの家系はばかな先祖のせいで呪われた家系となり、子孫はツイてないことばかり起こるのです。そしてスタンリーは砂漠の中にある少年の更生施設、キャンプ・グリーン・レイクに送られます。そこに収容されている少年達は鬼所長の方針で、炎天下の中毎日1人ひとつの穴を掘らされるのです。その方針の裏には、所長の別の狙いがありました。
う~ん。面白くないわけではないんですけどね。過去と現在に張り巡らされた伏線が、ラストに近づくにつれてすべて繋がっていって、最後は一本の線になるという、なかなかストーリー構成の巧みな映画です。しかし、本筋のストーリーがバカバカしいですからね。やはり児童文学が原作なだけあって、基本的にはファミリー向けの映画なんでしょうね。僕みたいな大人が1人で見てもどうにも物足りないです
登場人物も漫画に出てくるようなベタな人間ばっかりですしね。その中には悪役も登場するんですが、まったく憎めない奴ばかりです。ストーリー展開もディズニー映画お約束のハッピーエンドに向けて、何もかもが主人公の都合のいいように進みます。
ちなみにこの映画は日本では劇場未公開の作品だそうですが、その理由も分かる気がします。同じディズニー映画でも「パイレーツ・オブ・カリビアン」なんかは派手なアクションシーンがたっぷりですが、この映画は砂漠で穴掘っているだけのシーンがけっこう多く、もちろん派手なアクションシーンなんかは皆無ですし、全体的に地味な映画ですから。ファミリー向けの映画ですが、僕が子どもだった時に親にこんな地味な映画に連れて行かれたら、休日損したと思うでしょうね。それが「パイレーツ・オブ・カリビアン」だったら、どっかのテーマパークに遊びに行ったような気分になり、かなり満足すると思います。
しかし、数々の伏線の中には、大人が見ても本当に感心するものもあります。例えば、収容所を逃げ出したスタンリーとゼロが岩山の頂上を目指す途上で、脱水状態でフラフラになったゼロをスタンリーがおぶってあげるところなんかはすごくいいですよ。これは友情から出たごく自然な行為に見えますが、実は物語のかなり重要なプロットですからね。
あと、スタンリーは脱走するときに、なぜか重たいスコップを持ってるんですが、これは勢いで持ってきたように見えて後々かなり役に立ちます。こういうつまらないこともきちんと後の展開に絡ませるところはなかなか面白いですね。
この映画の点数は★3ですね。テーマも「運命は自分で切り開くもの」といった感じの冒険物の漫画でありがちなベタなものですし、大人は特に見ても見なくてもいい映画だと思いますが、決して出来は悪くないので、しょうもないくせに小難しいストーリーの映画を見るよりはこの映画を見た方がいいです。ただ、一番この映画を見て楽しめるのは、注意深い子どもでしょうね。けっこう伏線が多い映画なので、見落とすと映画の面白さが半減しますから、落ち着きのない子どもはダメです。
ジョン・ヴォイトとシガニー・ウィーバ-はよくこんな映画に出ましたね。こういう映画は演技が評価されにくいですからね。まあ2人とも面白かったしいい味出していましたけど。特にジョン・ヴォイトは娘があんなに大活躍していますから、負けずにがんばってほしいですね。
<穴/HOLES 解説>
先祖のおじいちゃんがヘマをしたせいで、呪いをかけられ、不幸の家系になってしまったと信じる少年スタンリー。彼はある日、運悪く無実の罪で捕まってしまう。そして、自分の潔白を証明することをあっさり諦め、少年矯正施設行きを受け入れる。しかし、そこは想像を絶する過酷なところだった。砂漠のど真ん中に建つその施設では、恐ろしい女所長が恐怖支配を行い、“人格形成のため”と称して、来る日も来る日も少年たちに大きな穴を掘らせていた。だがその“穴掘り”には、ある別の大きな企みがあったのだった…。ルイス・サッカーの傑作児童文学を豪華キャストで映画化した日本劇場未公開の痛快ファミリー・アドベンチャー。
どうも、このところ目がかゆい。
ドライアイかな? と、目薬さしたり、コンタクトをはめる前に専用液を使ったり、
試してはみるがすぐ乾く。
も、もしかして、この季節話題になっているアレか?
私にもついにやってきたのか?
ちなみに鼻は年中グズグズなので、判断がつきません。
おかげで、家に帰るとすぐに眼鏡っ子。
眼鏡は苦手です。
コンタクトに慣れたからか、フレームの外のボヤボヤ世界と、
レンズごしのくっきり世界の差が激しすぎて、焦点が定まりません。
そして、鍋の蓋を開けた瞬間、まっしろになる視界・・・。
といって、裸眼(0.01)で料理すれば指がなくなるし。
曇らない眼鏡ってないのでしょうか。