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ツレには霊感があるらしく、
高校の合宿先の高野山でいるはずのない人を見たり、
引っ越し先の見学中「近くに墓地がありませんか」と不動産屋に尋ね驚かれたり(まさに裏が墓地)、
夜中に金縛りにあって目を覚ましたら横に男の子が立っていたり、
そういう経験が幾度となくあるのですが、
本人は普段「霊なんかおらん」と豪語しています。
自制心のようですが。
私は霊やら何やらは信じない、と書きましたが、
テレビや本の、恐怖心をかきたてたり弱みにつけこんだりするような心霊描写が嘘くさいという意味で、
実際のところ、「御霊(ミタマ)」の存在はあるのだろうと思っています。
私には霊感は皆無ですが、
ミタマを鎮めるために社が幾つも建てられたように、
お盆という行事でミタマを迎えてきたように、
古き時代のいい伝えには何かしら理由があるのでしょう。
思い返してみれば、
祖母が亡くなった日にアルバムを見ていたのも、
ミーコが夢枕に立ったのも、
マイの訃報が届いた朝携帯電話の電源が切れていたのも、
すべてミタマのなせる業だったのかもしれません。
そういうサインはめずらしいことではないらしく、
周囲でちらほら耳にすることがあります。
お墓参りなどついぞしたことはないのですが、
「墓は代々きちんと守っていかなくてはいけない」という因習も、
あながち的外れではないのかもしれません。