忍者ブログ
おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

☆☆☆GvsE☆☆☆☆
1戦目、則本で落とした時は「あー。これは、巨人有利だ。日本一は4-1で巨人だな」と考えてしまいました。まさかここまで楽天投手陣がふんばり、巨人の最強打線が冷え冷えになっているとは…。いやもう楽天の底力には脱帽です。

だからこそ、6戦目の田中で決まりと思っていたのですが、野球はわからないものです。辛島やレイを打てない巨人打線が、今年不沈艦とまでいわしめた文句なし沢村賞の田中をメッタ打ちにするとは、誰が予想したでしょうか。 やはりリーグ優勝からCSと、先発・リリーフでフル回転したツケがきてしまったのでしょうか。
それに加えて、守備の要である二塁手・藤田が死球の影響で万全ではないとなると、抜群のコントロールで野手の正面に打ち取るいつもの策よりも、三振を取りに行きたくなるのはわかります。しかし序盤からスプリットを多用し握力がなくなったのか失投を仕留められるようになると、直球に切り替えるも高橋由に三球勝負を挑んで打たれるという結果では、最強巨人打線を相手にいくらなんでも極端すぎやしないかいと嶋にツッコミを入れたくなってしまいます。あとこれは大きな声では言えませんが、審判が辛かったですね。ペナント中ストライクと判定されていた球がボールにされていたり、ハーフスイングに甘いような気がしてね。いや、Kスタ&先発田中の状況に限っていうとね。
それでも田中に160球を投げ切らせたことで、巨人は流れを完全にモノにすることができませんでした。

MVPを獲得したのは、まさかの、と言ってしまうと失礼ですが、美馬。彼が巨人打線を完全に封じこのシリーズ2勝するとは、これまた誰が予想したでしょうか。ソフトバンクとオリックスにしか通用しないと思っていたよ…。怪我明けなので早めの継投は予想の範疇でしたが、レイと斎藤で〆ると想像していました。まさかの則本、まさかの田中。星野監督は演出家ですな~。

内海も先発2回に中2日で中継ぎと、フル回転。エースとしての矜持を示しました。驚くべきは菅野。ルーキーらしからぬ強心臓で持ち前の実力を十二分に発揮しました。第2戦の相手が田中でなければ2勝していたかもしれません。
王者にふさわしい風格を備えた巨人軍といえど、楽天の徹底した阿部封じと坂本の長引く不調が痛かったです。安定感のあるスコット鉄(太郎は落選)に、寺内のようなエースキラーの登場と光明は見えていたのに、生かしきれませんでした。
巨人が全国的にヒール扱いされる日が来ようとは思いもしませんでしたが、セリーグ王者の座は、当分揺るぎなさそうです。

それにしても、ことあるごとにオリックスと近鉄の合併であぶれた選手たちから始まったなどと、楽天とオリックスを比較して、オリックスがいい選手を総取りしたんじゃないのかよー楽天が先に優勝するなんてオリックスは何やってんだよーと的外れな批判をされるのには歯がゆい思いをさせられます。今の楽天とオリックスのありかたを見ていると、ゼロから始まって最初はつらい思いをしたかもしれませんが、しがらみのない楽天はOBにこだわらずコーチを集めることができますし、最初の選手たちが実力で劣っていたからこそ血の入れ替えも容易に行えました。おまけに星野監督が就任したことで、メジャー帰りの松井や、大物のAJなどさまざまな選手たちを入団させることができましたし、、日本生命絡みのいわくつきだった則本を2位指名できたのも彼の力が働いているのではないかと邪推してしまいますし、それに何といっても運といってしまえばそれまでですが、すばらしいクジ運に恵まれていますし…。

まあ…やっぱり、自分の応援するチームが日本一になるところを、一度は見てみたいですね…。
PR

R100のポスター

いやまったく、どうして毎回毎回、松本人志の映画を見に行かなきゃいけなくなるのかというと、巧みに交換条件を出されるからに他ならず、決して能動的な行為ではないということを必死で訴えたくもなるような作品の仕上がりっぷりに、今回鑑賞前にコーヒーを飲んでしまい眠気を催すこともできず最後まで苦行を完遂してしまったことをつくづく後悔する夜でした。
松本人志監督作品、と銘打ってはいるものの、この作品の監督は松本人志ではなく、ある「100歳の大物監督」が作ったものです。と、映画の中で語られています。この顛末で、不愉快度を示す針ははねあがります。どうやらMらしい主人公(大森南朋)の表情が、CGによって恍惚にゆがむところですでに眉間にしわが寄っているので、それからもありとあらゆるSM行為がくり広げられていくわけですが、つねに唾棄したくなるほどの不快感に襲われるので、「どや! どんでん返しや! すごいやろ!」という制作陣の高笑いが聞こえてきそうなラストには、不快を通り越して哀れみさえ感じてしまいました。
モノを生み出す行為というのは、それが映画であれ、音楽であれ、絵画であれ、文章であれ、自分の思いがあって、それを表現したいメディアを通じて世間に発するわけですが、多少の制約はあるにせよ、つねにその中心に自我があるわけで、だからこそ作品の評価は自己への評価と直結し、それが否定的であることに対して反発心が生まれるのも無理はない話といえばそうですが、「この作品の価値を皆はわからない」のひとことで片づけ周囲からの声をシャットダウンして「外国の映画祭に出品する」「海外でリメイクされる」と作品の価値とは結びつかない情報を声高に叫んで「わからない」国内の鑑賞者を見下し、ましてそれを作品の中に投じて主張してしまうような手段は、創作者としてそれは逆にプライドを失った愚かな裸の王様的行動に他ならないのではないかと思うのです。
しかも処女作の『大日本人』に較べて、その制作陣の閉鎖的な感覚はどんどん色濃くなっているように思います。果たしてこの人(たち)は何を表現したいのか、どんな映画を作りたいのか、それとも映画を作って評価されたいのか、レビューの評価が高ければよいのか、海外の映画祭で賞を取れば満足するのか、表現者としての思いであるとか、信念であるとか、創作においていちばん大切なものをまったく感じ取れませんでした。つまりこの作品は、創作物としての評価をすることはできません。ただの公開自慰です。そんなことは仲間うちで、やれ大きいの速いのと称賛しあってればいいのです。
ま、映画としての感想を述べるなら、冒頭の富永愛の立ち居振る舞いは美しかったので、撮り方が良かったということですね。スーパーモデルの雰囲気と洗練されたコートの着こなしを、理解できたカメラマンであったということでしょう。あとは実力者と呼ばれる役者の無駄遣いです。片桐はいりに至ってはよくも我らのあんべちゃんを、と殺意さえ憶えました。

<ヤスオーのシネマ坊主>
 上記の映画評論家もなかなかいいことを言っています。まあしかし「100歳の大物監督が作ったものです。」ということで不快感を示すのはどうかと思いますね。あちこちの映画レビューを見てもこの描き方を「逃げ」だということで批判するものが多いです。
 しかし、その批判は浅いですね。たぶん松本監督はこの描き方が「逃げ」だということは気づいています。じゃあなぜそんなことをあえてしたのかというと、「おれは今までの映画にはないむちゃくちゃな映画をとっているんだぜ!だから汚いやり方だがこんな予防線を張っているんだぜ!」というアピールです。おそらく、「おれは映画が好きなわけでも、映画が撮りたいわけでもないが、普通に生きていったら今は映画を撮らざるをえない流れだから撮っているだけだ。しかし俺が撮るからにはむちゃくちゃな映画にならざるを得ないんだよ。」というようなことでしょう。これはもちろん今まで撮った3本の映画に対する世間の評価がイマイチなことに対する僻みもあります。この作り方なら評価が低くても「いや、俺は普通の映画を撮っているわけじゃないから、というかむしろ映画でもないから、映画という枠のなかで評価なんかされるわけがない。」と返せますから。
 ただ、この映画はむちゃくちゃな映画ではありません。僕はそこを一番批判したいです。僕が今まで見た映画で「何だこりゃ?」と思った映画は、「マルホランド・ドライブ」「ドニー・ダーコ」「インランド・エンパイア」「メメント」「マグノリア」「デリカテッセン」「パルプ・フィクション」「12モンキーズ」「エターナル・サンシャイン」などですが、「R100」はこれらの映画のレベルには達していません。ストーリーがやや破天荒なだけで、監督の意図もわかりますし、これらの映画が持つ不可思議な余韻を味あわせてくれませんでした。
 それに、「マルホランド・ドライブ」「ドニー・ダーコ」「マグノリア」「エターナル・サンシャイン」は僕の今まで見た映画のトップ50に入っているぐらい好きな映画です。まあ、僕が松本監督の映画をすべて見ているのも、こういう僕好みのむちゃくちゃな映画をいつか作ってくれる監督だと期待しているからでしょう。なぜこれらの映画が好きなのかを説明すると長くなるのでやめますが、「わけがわからない」=「見る人に好かれない」=「評価されない」という図式は間違えていると思います。これらの映画を見た後は、それぞれの映画を見た後でしか味わうことのできない後味を残しましたし、それをたぶん人は監督や作品の個性として評価してくれるのでしょう。
 まあ、松本監督もすでに4作の作品を産み出していますが、最初の「大日本人」は少し個性があったと思いますが、残り3作はあまり個性を感じませんでした。「俺はむちゃくちゃな作品を作っているぜ!」とあまり自己主張ばかりせず、真にむちゃくちゃな作品とは何かを考えていってほしいと思います。

海の上のピアニスト
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督の描いたあるピアニストの半生。といっても、『ニュー・シネマ・パラダイス』は観ていないのですが…。
ヨーロッパとアメリカを往復する客船のピアノの上で発見された赤ん坊。西暦にちなみ「1900」と名づけられた彼は、成長してやがて船内でピアノの才能を発揮するようになる。
1900の世界は船の中にあった。船内で生を享け、大きなゆりかごで育ての父の愛にはぐくまれ、文字を学び、新聞を読み、さまざまな人と出会い、音楽に目覚め、ピアノという表現の道を歩む。生涯の友を得て、はじめての恋を知り、音楽家としてのプライドをかけた勝負にも勝ち、その指で紡ぐ音楽という奇跡の時間を日々旅の者たちに与え続ける。
旅をしている間というのは、特別な時間が流れるものだ。
まして船旅という決して短くはない道中、まさに一期一会の見知らぬ人たちが集う船内、1900のピアノの音色を耳にした時の感動は、誰しもの胸にとどまり決して色あせることはないだろう。
やがて船は港に入り、船客は同じ思い出を胸にそれぞれの目的地を目指す。
しかし1900は船を降りることはない。
同じ船、同じ海、同じピアノ。しかしその世界は無限に広がる。ピアノの周りの笑顔がいつも同じでないように。1900の奏でる曲がいつも同じ音色でないように。天候で海が表情を変えるように。明日がいつも今日と同じでないように。船の中の世界は、刻々と変わり続ける。
1900にとって、陸の先こそが、平坦に見えた。陸に広がる空も、行きかう人も、1900にとっては音楽のない色あせた世界そのものだった。それを知った1900は、船を降りない人生を決意した。
幸せのかたちは人それぞれにある。それを知った友は、彼を残し廃船をあとにする。1900には美しい音楽があった。あふれる愛があった。色鮮やかな記憶とともに、彼の人生は炎の中に消えた。
旅の夜。
ピアノの音色が、船旅に疲れた心を癒す。海の先の大陸に夢を見る。1900の音色は残る。果てない旅を終えてもなお、人びとの心の中に、きっと。
今年のドラフトも終わりました。

正直、ストーブリーグにはあまり興味がないんです。
「ストレートは150km超!」「甲子園のヒーロー!」「即戦力間違いなし!」「○球団競合の注目選手!」
などとあおり文句を並べ立てても、結局活躍しなければ、「ドラフト上位」の肩書もただの過去の遺物となります。スポーツ選手は結果がすべての過酷な世界。

ですから、その日が近づくとスポーツ紙が各球団の指名選手の予想合戦を始めますが、ほとんど見ません。当日になって変わることもザラですし。
どうせ、オリックスはクジ当たらないし(←これが本音)。

よって、今年も「あ、今日がドラフトだったのか」くらいのテンションで迎えました。
リアルタイムで中継を見られなかったので、結果は指名の半分ほどを終えたあとで知ったのですが。

単独一位指名となった吉田一将投手(JR東日本)。
まさにその日の朝のニュースで、ドラフト注目選手の特集を放送していました。高校生はもちろん松井裕樹、大学は大瀬良、そして社会人は吉田でした。
感想は「ああ、そういえばオリックスは吉田を指名するとかなんとか言ってたなあ。制球はいいけれど、背が高いわりにあまり迫力がないなあ。もっと西武の牧田やライアン小川や則本みたいに、気の強そうな顔つきだといいのになあ。どうせ競合必至なら、松井くんのほうがいいのに」でした。
それが、蓋を開けてみればまさかまさかの単独指名。森脇監督の赤パンもうれしい無駄となりました。各球団の探り合いや思惑が、オリックスにとってみればいい方向へ転がったということでしょうか。こういう幸運もあるのですねえ。
二位も社会人の即戦力投手、三~六位はロマンあふれる高卒野手、そして下位と育成で伸びしろを求め独立リーグや社会人選手を指名したオリックスのドラフトは、ある批評家によると100点らしいです。
しかし、採点はそれらの選手が一軍で活躍して勝ちに貢献して、はじめてできるものだと思います。
だからまだ信用はしない! 期待はする! めちゃくちゃする!

ところで、松井くんを引き当てたのは楽天。どこまで引きのいい球団なのでしょう! 神様ヒドイ(;゚Д゚)
大学生の目玉である大瀬良くん。夜の特集も見ましたが、応援したくなっちゃうような好青年ですねえ~(もちろん、別リーグだからというのもある)。何より驚いたのが、球団を代表してクジを引いた広島の田村スカウト。どこかで見たことあるような…え、田村? まさか樟南の田村くん!?
高校生の時、樟南の田村―福岡バッテリーのファンになり、夢中で試合を観ていました。最後の夏決勝で佐賀商に敗れ、広島に入団したものの解雇となった後、どうしていたのかと思ったら、まだ球団で野球にかかわる仕事をしていたのですね! ここで大仕事をやってのけたこと、歓喜の涙をこらえる顔も、老けた頭部も(汗)、すべてがなつかしく、うれしくなりました。

その日誰かの手によって、未来を決めた選手たち。
すべての道の先に、光がありますように。

(あと、ほしくなっちゃいました。コレ
【セ・リーグ】☆☆☆(☆)GvsC
おいおい、湘北かよ! とつぶやきたくなるようなカープの負けっぷりでした。
(いや、それだと阪神が山王ということになるから、やはり違うか…)
巨人がいかに強いか、ということですね。結果だけ見れば僅差ですが、内容には圧倒的な差がありました。見事な試合運びで王者の風格漂う隙のなさは、白鵬の相撲のようでした。野球ファンとしてはもっと接戦が見たかったなあ(´・ω・`)
しかし広島の盛り上がりっぷりはすごかった。甲子園のような真っ赤に染まった東京ドームを見てみたかったです。

【パ・リーグ】☆☆☆(☆)EvsM☆
こちらも、下剋上ならず。楽天の弱点は前評判どおり中継ぎであることが完全露呈してしまったというのに、3戦目美馬に投げ切らせてしまった時点で、勝利の天秤は楽天側へ完全に傾いた気がします。田中・則本という二枚看板に加えて美馬が好投したことは、日本シリーズに向けてあかるい材料ですが、ブルペン陣のひ弱さはいかんともしがたい。最終戦、則本→田中とつないだことで、先発調整に悪影響を及ぼさないといいのですが。巨人の破壊的な打線を前に、田中則本頼みの投手陣がどう立ち向かうのか、厳しい戦いが予想されますが、全力で挑んでほしいものです。

というわけで、日本シリーズは優勝チーム同士のカードになりました。不敗神話のマー君に則本&菅野のルーキー対決、楽天の抑えはいったい誰がつとめるのか、東京ドームで花火大会が見られるか、スコット鉄太郎を打ち崩せるか、仙台のナイターで誰か風邪をひきやしないか、Kスタの増設された座席は本当に安全なのか、思うところはつきませんが、原vs星野の頂上決戦、心して見守りたいと思います。
前のページ      次のページ
カレンダー
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
さや
性別:
女性
自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
ブログ内検索
バーコード
ATOM  
ATOM 
RSS  
RSS 
Copyright ©   風花の庭   All Rights Reserved
Design by MMIT  Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]