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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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ゲームアプリは頑としてダウンロードしない私です。

ただでさえスマホを手に入れてからすっかり本を読まなくなってしまったのに、
そんなもの始めたら、ますますスマホ依存になってしまうこと間違いなしだからです。

…が、ついに手を出してしまいました。

『ねこあつめ』--------!!!

基本面倒くさがりのぐうたらなので、ルールがかんたんであることも大きい。
えさを買って設置するだけでわんさとねこがやってくる。
時に遊び道具も置いてあげると、いろんな姿を見せてくれる。
ボールごろごろ、羽根じゃらしまぐまぐ、ざぶとんの上でうとうと。

もー、たまらーん!

ちょうど『ねこあつめ』をはじめたのと同じ頃に、ヤフーニュースで制作側のインタビューを読んだのですが、「これを作った人はきっと猫好きなのだろうなあ」と思っていたらやっぱりでした。かわいいフォルムなのにしぐさがリアルなのです。おしりの穴もポイント高いです。
そして何より、ねこって、遊んだり眠ったりしている姿を眺めているだけで癒されるんです。それがわかっている人にしか作れないゲームです。
儲ける気もてんでなさそうです。これが課金してガチャしてレアなねこをあつめよう! だったら絶対参戦していません。

だいぶねこてちょうも充実してきました。
柄が違うねこがいっぱい出てくるのかと思ったら…。




バット!? たてじま!? Tマーク!?
せいかくは「熱狂」て…。ふつうのねこだけじゃなかったんやね…。


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崖の上のポニョ
『風立ちぬ』のひとつ前の宮崎駿監督作品。公開から7年を経てようやく鑑賞できました。これで『カリオストロの城』以降の宮崎駿映画をコンプリートしたことになります。
『風立ちぬ』が思いのほか監督の伝えたいことをストレートに表現していたと感じただけに、いまいち理解できなかった『ハウル』のあとの『ポニョ』はいったいどのような作り方なのだろうと、期待と不安半々で視聴したのですが。

主人公は子ども、モチーフは人魚姫。つまりこの作品は子ども向けで、あかるい世界観に包まれているものだと思いこんでいました。こども向け作品をすすんで見たいとも思えず、鑑賞にここまで時間がかかってしまいました。公開当時の大ヒットと主題歌をめぐる社会現象はいやでも耳に入ってきたものの、かんじんの作品自体の評価はあまり聞こえてこなかったのは、今から思えば不思議ではあります。
その理由は、この物語が決して誰もが知る人魚姫の展開をなぞっているわけではなく、昨今の宮崎駿作品の傾向である難解な表現方法から逸脱していなかったからなのでしょう。

そしてこの作品の受け止め方は、東日本大震災以前と以降で大きく変わってしまうであろうとも思いました。町を襲う津波、逃げる車。その映像を前にまだ心穏やかにはなれない日本人は少なくないでしょう。もちろんそれが作品の評価に直結するわけではありませんが。
海沿いの静かな町。絵本のような穏やかな風景からフォーカスしてみれば、約束を守らない夫に息子の前でヒステリーを起こす妻、親を呼び捨てにする子ども、熱があっても保育所に預ける親と預かる保育士など、現実のあちこちですれ違う一瞬にして一日ぶんの不快感を残していく住人たち。それでも海からやってきたポニョを受け容れ、水害を受け容れ、沈んだ町の上でしあわせと喜びをわかちあう。
魚の小骨のごとき違和感は最後までこの世界がファンタジーなのかリアルなのか、見るものとの間に横たわり続けます。
よってアンデルセンの『人魚姫』とは異なり、ポニョの願いが叶うラストシーンが果たしてほんとうにハッピーエンドとして受け止めてよいのやら、鑑賞後もなおのどの小骨にひっかけて飲み込めないままなのです。
ディズニーの『リトル・マーメイド』なら、ハッピーエンドのエンディングでは誰もがハッピーで笑顔になれるだろうけれど、そこがひと筋縄では行かない宮崎駿。

そもそも海の泡と消えた人魚姫は悲劇の象徴のように語られますが、分をわきまえぬ恋をして優しい姉たちの忠告も無視した自分勝手な行動が招いた当然の結果です。もちろん幼い頃はその結末に涙したものですが、甘い幻想もピュアなロマンもすべてかなぐり捨てて見れば、ただの恋に狂った女のたどるべき哀れな末路にすぎません。
しかし恋ほど自分本位なものもなく。
刹那のささいな心の震えが、五感を歪ませ足もとを狂わせ行く手の先を狭めてしまう。歴史を紐解いてみれば、時にそれが世界を変えてしまうこともあります。それほどの力がポニョの幼い胸に咲いたはじめての感情にも秘められていました。町を船を人を呑みこむ津波の上を、未来に向かって走るポニョ。小さな恋の、あまりにも大きすぎる代償をポニョは知らない。待ち受けるしあわせを疑わぬ無邪気な笑顔には、背筋が寒くなりさえします。
人魚姫の恋の代償はみずからの命。だがみずからの願いのために他者を犠牲にする恋もまた、おおいなる悲劇。恋に狂ったふたりの人魚姫、ハッピーエンドはありえない。誰かがしあわせになれば誰かに悲しみが訪れる。この海が満ちればあの海が干くように。きっと世界はそういう因果で構成されている。この作品は、太古より国境も言語も越えて人びとを支配し続けてきた恋という愚かな魔法の因果律を、人魚姫になぞらえて描いたのかもしれません。

映像の迫力と卓越した色彩感覚はジブリならではで、海の表現方法と技術力にはあいかわらず圧倒されました。声優も『風立ちぬ』の主演よりはよほど聞き取りやすかったです。所ジョージはいまいちでしたが。



『徒歩7分』
ナイナイ尽くしの依子の日常は週を重ねるごとに少しずつ変化を重ねる。いつの間にやら季節は過ぎて、隣人とは良き友達になり、宛先違いの手紙から始まった仲の田中は階下に引っ越してきて、好きだったはずの光一はいつの間にか依子の心の外にいた。変わらないのは弁当屋のおばさんとバイトの険悪ぶりと無駄話。
自分の描いていた未来は過去の記憶からできていたものだったと気づいた依子は、ついに段ボールの封印を解く。「マンガ」と書かれていたにもかかわらず、毎日暇をもてあましていた依子はそれを開くことはなかった。なぜならそこには、マンガ本ではなく、マンガを描くための道具を詰めていたから。
依子は崖から一歩踏み出すことにした。
咲江との別れを受け入れることにした。
病気の母と向き合うことにした。
白い原稿と戦うことにした。
田中の告白に甘えることにした。
依子の世界はきっと徒歩7分から広がることはないだろう。それでも未来は、ここから無限に広がっている。依子にはそれが見えている。自分のことが、まわりのことが、人びとの気持ちが、依子にはきちんと見えている。だから無地の原稿に夢を描く。
大きなカップに満たされた飲み物のように、身も心もじんわりとぬくもりに満たしてくれる、そんな居心地の良い作品でした。

『だから荒野』
あまり話題にはなりませんでしたが、ストーリーもキャストも音楽も、非常に完成度の高い作品だったと思います。BSプレミアムならではのクオリティでした。
ひきこもり次男の濱田龍臣くんの成長ぶりも驚きでしたが、長男役・前田公輝の飄々とした演技もなかなかでした。自分のことをちゃっかりしていると評し、母親のことは「あの人は大胆だ」と本質を見抜く冷静な目を持っている。長崎へ行くか迷っている父親の背中をポンと押す。それまであまりフォーカスされていなかった健太も、実はちゃんと四人家族を支える一本の柱であったことを感じさせる最終話の流れが秀逸でした。
出色であったのはやはり品川徹演じる語り部でしょう。当初から感じていた穏やかな物腰の奥底にある静かな怒りの原因は、最終話になってあきらかになるのですが、その告白の場面は真に迫るものがありました。
原爆を扱った作品はその問題の大きさゆえに、どうしてもそれにまつわるメッセージ性が強くなってしまうのですが、これにおいてはあくまで舞台装置のひとつとして抑えた描写が素晴らしかったと思います。
朋美の、山岡の、亀田の、優太の、それぞれの荒野。しかし彼らはそれぞれに荒野を沃野に変えていく。それが人と人とのかかわりであり、世界である。「だから荒野」――不思議なタイトルは、冒頭で眼前の世界から目をそらし続けた朋美がしっかりと見据える真実となりました。
「祈りの長崎」…一度、訪れてみなくては。



ハッピーフライト
今年の旅行はGWに飛行機を利用することにしました。
で、さっそくチケットを調べたわけですが。
「エ…飛行機って、こんなに高いの?」
愕然としてしまいました。国内旅行は電車かバスしか利用したことがなく、海外はツアーかタダ(親まかせ)だったからです。飛行機で空港から空港へ往復するだけで、軽く予算を超えてしまうとは…。定価ではとても手が出ないので、あわててスケジュールを変更し、ギリギリ早割価格で予約しました。
もちろん、電車やバスを使えば、もっと安価でたどりつけます。しかし所要時間は比較にならない。いわば、時間をお金で買ったようなものです。
人にとって時間がどれだけ貴重であるか、もっとも念頭に置いて働いているのが、飛行機に関わる人びとなのかもしれません。
定刻どおり、トラブルなしに飛行機を飛ばすには、多くの人間がかかわっています。パイロット、CA、グランドスタッフ、管制官、オペレーションスタッフ、整備士…etc。乗客として目にするのはそのほんの一部ですが、この作品は、飛行機が飛び立って異常事態に見舞われ緊急着陸するまでの、彼らの奮闘ぶりを描いています。
パイロットが主人公であったり空港が舞台であったりしたドラマはいくつか見てきましたが、さすがANAが全面協力した映画作品とあって、空港の昂揚感に満ちた賑やかさ、コックピットとOCCや管制室のやりとりなど、あらゆる場面において迫力がありました。
この頃はまだまだあどけなさや可愛らしさを全面に出していた綾瀬はるかはCAにしてはオッチョコチョイすぎることや、変な乗客が固まりすぎなあたりは、「ツクリモノ」的な演出が目立ちましたが、それもリアリティに迫った展開の前には気になりません。
空港の裏側を訪問する小学生の社会見学の場面や、機長と副操縦士が同じ弁当を食べない理由、管制官は実は自由な服装で勤務していることなど、さまざまなトリビアが盛り込まれていて、随所で楽しめました。
分類としては群像劇にあたりますが、登場するすべての人びとが個性的で魅力的で、場面切り替えのテンポも良く、雑多な印象にはなりません。キャラとストーリーのバランスを取るのが上手な監督です。
機長役の時任三郎は威圧的だけれど頼りになるし、根性なしの田辺誠一も好演でした。チーフパーサーの寺島しのぶのセリフには、CAだけとは限らないあらゆる仕事に対する姿勢を考えさせられましたし、田畑智子の全力疾走には素敵な出会いになるといいねと応援したくなりました。そして意外にかっこよかったのが岸部一徳。ただのアナログなヘビースモーカーかと思いきや、緊急事態に頼りになるのはやっぱりこういう人なのでしょうね。
何よりも驚いたのが、バードさんベンガル。こういう仕事もあるなんて。
空港に行くのが、ますます楽しみになりました。



時折むしょうに食べたくなる明太子。
でもスーパーで売っているのは、値段の割に味はイマイチ。
おいしい博多明太子が食べたいな。

というわけで、《やまや》にやってきた。

メインはもつ鍋。
それでもやまやといえばもちろん、明太子は欠かせない。



前菜の明太子三種盛り。明太子に目が輝く。



酢もつ。
ピリカラでビールが進む~。

このあと、からあげやいわし明太やら、明太子づくしだったのですが、いつもよりピッチの速いビールに酔いが回って、カメラの方はおろそかに。
メインのもつ鍋も、こく味噌にやみつきになってお出汁も飲み干しちゃいました。翌朝部屋に満ち満ちたにんにくの香りに後悔したけれども…。

で、おみやげにいただいた明太子。これが欲しかったのです! ゆえに4000円コースにしたのです!
しょせんおみやげだから、箱に一本ちょろっと入っているだけだろうな…と思いきや、しっかり三本入っていました!
たきたて白ごはんに明太子、これぞ至福のとき。

あー、また明太子もらいに行こう。


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